[スポンサーリンク]

世界の化学者データベース

アルバート・エッシェンモーザー Albert Eschenmoser

[スポンサーリンク]

アルバート・エッシェンモーザー(Albert Eschenmoser、1925年8月5日-)は、スイスの有機化学者である(写真:The Franklin Instisute)。スイス連邦工科大学チューリヒ校名誉教授。

経歴

1951 スイス連邦工科大学 博士号取得
1960-1992 スイス連邦工科大学 教授

 

受賞歴

1978 Davy Medal
1981 Tetrahedron Prize
1984 ACS Arthur C. Cope Award
1986 Wolf Prize
2008 Benjamin Franklin Medal in Chemistry

 

研究概要

ウッドワードとの共同研究によりビタミンB12の全合成を達成。

数々の人名反応も開発している。

 

eschenmoser_2.gif

Eschenmoserメチレン化反応

 

eschenmoser_claisen_1.gif

Eschenmoser-Claisen転位

on-yne21.gif

Eschenmoser-Tanabe開裂

 

コメント&その他

 

関連文献

 

関連書籍

[amazonjs asin=”3906390276″ locale=”JP” title=”Hominatio: An International Tribute to Albert Eschenmoser”]

関連動画

外部リンク

Avatar photo

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 西林 仁昭 Yoshiaki Nishibayashi
  2. ジョージ・チャーチ George M. Church
  3. ロバート・クラブトリー Robert H. Crabtree
  4. クリストフ・レーダー Christoph Rader
  5. ノーベル化学賞・受賞者一覧
  6. エチオ・リザード Ezio Rizzardo
  7. ルステム・イズマジロフ Rustem F. Ismagilov
  8. グァンビン・ドン Guangbin Dong

注目情報

ピックアップ記事

  1. 第66回「機能的な構造を探求する」大谷亮 准教授
  2. ヒドロシリル化反応 Hydrosilylation
  3. ケムステ記事ランキングまとめ
  4. 光学活性有機ホウ素化合物のカップリング反応
  5. 名古屋メダル―受賞者一覧
  6. 地域の光る化学企業たち-1
  7. 信越化学、日欧でセルロース増産投資・建材向け堅調
  8. 【速報】2015年ノーベル生理学・医学賞ー医薬品につながる天然物化学研究へ
  9. 水素移動を制御する精密な分子設計によるNHC触媒の高活性化
  10. 原油生産の切り札!? 国内原油生産の今昔物語

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2009年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

注目情報

最新記事

MEDCHEM NEWS 34-1 号「創薬を支える計測・検出技術の最前線」

日本薬学会 医薬化学部会の部会誌 MEDCHEM NEWS より、新たにオープン…

医薬品設計における三次元性指標(Fsp³)の再評価

近年、医薬品開発において候補分子の三次元構造が注目されてきました。特に、2009年に発表された論文「…

AI分子生成の導入と基本手法の紹介

本記事では、AIや情報技術を用いた分子生成技術の有機分子設計における有用性や代表的手法について解説し…

第53回ケムステVシンポ「化学×イノベーション -女性研究者が拓く未来-」を開催します!

第53回ケムステVシンポの会告です!今回のVシンポは、若手女性研究者のコミュニティと起業支援…

Nature誌が発表!!2025年注目の7つの技術!!

こんにちは,熊葛です.毎年この時期にはNature誌で,その年注目の7つの技術について取り上げられま…

塩野義製薬:COVID-19治療薬”Ensitrelvir”の超特急製造開発秘話

新型コロナウイルス感染症は2023年5月に5類移行となり、昨年はこれまでの生活が…

コバルト触媒による多様な低分子骨格の構築を実現 –医薬品合成などへの応用に期待–

第 642回のスポットライトリサーチは、武蔵野大学薬学部薬化学研究室・講師の 重…

ヘム鉄を配位するシステイン残基を持たないシトクロムP450!?中には21番目のアミノ酸として知られるセレノシステインへと変異されているP450も発見!

こんにちは,熊葛です.今回は,一般的なP450で保存されているヘム鉄を配位するシステイン残基に,異な…

有機化学とタンパク質工学の知恵を駆使して、カリウムイオンが細胞内で赤く煌めくようにする

第 641 回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院理学系研究科化学専攻 生…

CO2 の排出はどのように削減できるか?【その1: CO2 の排出源について】

大気中の二酸化炭素を減らす取り組みとして、二酸化炭素回収·貯留 (CCS; Carbon dioxi…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー