[スポンサーリンク]

世界の化学者データベース

マリウス・クロア G. Marius Clore

[スポンサーリンク]

G・マリウス・クロア (G. Marius Clore、1955年6月6日-)は、アメリカの分析化学者である(写真:Marius Clore Group)。NIH主任研究員。

経歴

1976 ロンドン大学 学士号取得
1979 ロンドン医科大学 修士号取得
1982 英国立医学研究所 博士号取得
1984 Head of the Biological NMR Group, Max-Planck Institute for Biochemistry, Martinsried, Munich, Germany
1988 Senior Investigator (Federal grade equivalent to Full Professor), Laboratory of Chemical Physics, NIDDK, NIH, Bethesda.

 

受賞歴

2012: Biochemical Society 2013 Centenary Award (previously known as the Jubilee Medal) and Sir Frederick Gowland Hopkins Memorial Lecture (U.K.) (link to Biochemical Society web page)
2011: Royal Society of Chemistry Centenary Prize (link to RSC web page)
2010: Hillebrand Award of the Washington Chemical Society
2010: Elected Fellow of the American Academy of Arts and Science
2009: NIDDK Nancy Nossal Scientific Mentorship Award
2009: Ranked in top 20 in h-index ranking of living chemists (RSC Chemistry World)
2001: Original member, Institute for Scientific Information (ISI) Highly Cited Researchers Database (in Biology & Biochemistry and Chemistry sections).
1996: The Harrington Lecture, National Institute for Medical Research (U.K.)
1993: Dupont-Merck Young Investigator Award of the Protein Society
1992: National Institutes of Health Director’s Award
1990: Distinguished Young Scientist Award of the Maryland Academy of Sciences
1989: Scientific Achievement Award (Biological Sciences) of the Washington Academy of Sciences
1977: Francis Walsche Neurology Prize, University College Hospital Medical School, London

 

研究

多次元NMRを用いるタンパク質間の動的挙動および相互作用の解明

 

コメント&その他

  1. トムソンISI社2007年度の調査によれば、化学領域での論文引用数は世界第12位となっています。
  2. ハーシュ指数は97(2017年現在は123)。
  3. 全引用数は57500回以上

関連文献

  1. Brünger, A. T.; Adams, P. D.; Clore, G. M.; DeLano, W. L.; Gros, P.; Grosse-Kunstleve, R. W.; Jiang, J. S.; Kuszewski, J.; Nilges, M.; Pannu, N. S.; Read, R. J.; Rice, L. M.; Simonson, T.; Warren, G. L. Acta Crystallogr D Biol Crystallogr 1998, 54, 905. DOI: 10.1107/S0907444998003254  15000回以上引用されている

関連書籍

 

関連動画

 

外部リンク

Avatar photo

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 村井 眞二 Shinji Murai
  2. デイヴィット・ベイカー David Baker
  3. 眞鍋 史乃 Manabe Shino
  4. ロバート・バーンズ・ウッドワード Robert Burns Wo…
  5. 小島 諒介 Ryosuke Kojima
  6. 安藤弘宗 Hiromune Ando
  7. ヴィクター・スニーカス Victor A. Snieckus
  8. ザック・ボール Zachary T. Ball

注目情報

ピックアップ記事

  1. 世界を股にかける「国際学会/交流会 体験記」
  2. センター試験を解いてみた
  3. 生体外の環境でタンパクを守るランダムポリマーの設計
  4. 研究費・奨学金の獲得とプロポーザルについて学ぼう!
  5. 日本化学会:次期会長に藤嶋昭氏を選出--初の直接選挙で
  6. ビニルモノマーの超精密合成法の開発:モノマー配列、分子量、立体構造の多重制御
  7. 三中心四電子結合とは?
  8. ジュリアス・レベック Julius Rebek, Jr.
  9. 塩野義 抗インフルエンザ薬製造・販売の承認を取得
  10. アメリ化学会創造的有機合成化学賞・受賞者一覧

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2009年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

注目情報

最新記事

植物由来アルカロイドライブラリーから新たな不斉有機触媒の発見

第632回のスポットライトリサーチは、千葉大学大学院医学薬学府(中分子化学研究室)博士課程後期3年の…

MEDCHEM NEWS 33-4 号「創薬人育成事業の活動報告」

日本薬学会 医薬化学部会の部会誌 MEDCHEM NEWS より、新たにオープン…

第49回ケムステVシンポ「触媒との掛け算で拡張・多様化する化学」を開催します!

第49回ケムステVシンポの会告を致します。2年前(32回)・昨年(41回)に引き続き、今年も…

【日産化学】新卒採用情報(2026卒)

―研究で未来を創る。こんな世界にしたいと理想の姿を描き、実現のために必要なものをうみだす。…

硫黄と別れてもリンカーが束縛する!曲がったπ共役分子の構築

紫外光による脱硫反応を利用することで、本来は平面であるはずのペリレンビスイミド骨格を歪ませることに成…

有機合成化学協会誌2024年11月号:英文特集号

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2024年11月号がオンライン公開されています。…

小型でも妥協なし!幅広い化合物をサチレーションフリーのELSDで検出

UV吸収のない化合物を精製する際、一定量でフラクションをすべて収集し、TLCで呈色試…

第48回ケムステVシンポ「ペプチド創薬のフロントランナーズ」を開催します!

いよいよ本年もあと僅かとなって参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。冬…

3つのラジカルを自由自在!アルケンのアリール–アルキル化反応

アルケンの位置選択的なアリール–アルキル化反応が報告された。ラジカルソーティングを用いた三種類のラジ…

【日産化学 26卒/Zoomウェビナー配信!】START your ChemiSTORY あなたの化学をさがす 研究職限定 キャリアマッチングLIVE

3日間で10領域の研究職社員がプレゼンテーション!日産化学の全研究領域を公開する、研…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP