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ウォルフガング-クローティル Wolfgang Kroutil

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ウォルフガング クローティル (Wolfgang Kroutil, 1972年8月5日-) Graz, オーストリア生の生物有機化学者。専門は酵素化学。Karl Franzens Universität Graz教授(写真:https://www.labo.de/l)

経歴

  • 1991 – 1995 Graz University of Technology, 学部卒
  • 1995 – 1998 Graz University of Technology, 博士号取得 (Prof. K. Faber)
  • 1998 – 1999 Novartis crop protection (現Syngenta-Chemchina), Basel, Switzerland, 博士研究員
  • 1999 – 2000 R&D Manager (Krems Chemie Chemical Services GmbH)
  • 2000 – 2004: University of Graz, Department of Chemistry, 助教授 (Prof. K. Faber)
  • 2003 Habilitant Grant (兼任)
  • 2004 – 2013: University of Graz, Department of Chemistry, 准教授
  • 2013-現職: University of Graz, Department of Chemistry,教授

受賞歴

  • Biotrans Award 2015
  • Biocat Award 2012

研究業績

酵素カスケード反応、C-C bond formation (Berberine Bridge Enzyme (BBE), AcylTransferase (AT), Tyrosine Phenol Lyase (TPL) etc)、C-N bond formation (omega-TransAminase etc) 、部位特異的変異導入(Site Directed Mutagenesis, SDM)による酵素進化、酵素を用いた天然物全合成、などの仕事がメイン。

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東京の大学で修士を修了後、インターンを挟み、スイスで博士課程の学生として働いていました。現在オーストリアでポスドクをしています。博士号は取れたものの、ハンドルネームは変えられないようなので、今後もGakushiで通します。

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