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ヒュー・デーヴィス Huw M. L. Davies

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ヒュー・M・L・デーヴィス(Huw M. L. Davies、19xx年x月xx日(Aberystwyth, Wales, イギリス生)-)は、アメリカの有機化学者である。エモリー大学教授 (画像:The Davies Group)。

経歴

19xx Cardiff大学 卒業
19xx East Anglia大学 博士号取得
19xx Princeton大学 博士研究員
19xx Wake Forest大学 着任
2008 Emory大学 Asa Griggs Candler Professor of Organic Chemistry
<兼任>
Director of the NSF Phase II Center for Selective C-H Functionalization

受賞歴

2005 ACS Cope Scholar Award

研究概要

光学活性ロジウムカルベノイド触媒を用いる選択的C-H官能基化反応の開発

不斉C-H官能基化反応、特にロジウムカルベノイド触媒種を複雑化合物合成へと用いることを目指した研究を行なっている。

最近では触媒チューニングによってより達成困難な位置選択的C-H官能基化反応を達成するに至っている[1,2]。

関連動画

関連論文

  1. Liao, K.; Negretti, S.; Musaev, D. G.; Bacsa, J.; Davies, H. M. L. Nature 2016, 533, 230. doi:10.1038/nature17651
  2. Liao, K.; Pickel, T. C.; Boyarskikh, V.; Becsa, J.; Musav, D. G.; Davies, H. M. L. Nature 2017, 551, 609–613. doi:10.1038/nature24641

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博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

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