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デヴィッド・ニセヴィッツ David A. Nicewicz

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デヴィッド・A・ニセヴィッツ (David A. Nicewicz、19xx年x月x日-)は、米国の有機化学者である。ノースカロライナ大学チャペルヒル校 准教授(写真:UNC Chapel Hill)。

経歴

2000 ノースカロライナ大学シャーロット校 卒業 (Jordan C. Polar教授)
2002 ノースカロライナ大学シャーロット校 修士号取得(Craig A. Ogle教授)
2006 ノースカロライナ大学チャペルヒル校 博士号取得 (Jeffrey S. Johnson教授)
2007-2009 プリンストン大学 博士研究員 (David W. C. MacMillan教授)
2009-2015 ノースカロライナ大学チャペルヒル校 助教授
2015-現在 ノースカロライナ大学チャペルヒル校 准教授
2016-現在 北京大学 Pengcheng Professor of Chemistry

受賞歴

2017 The Hirata Award, Nagoya University
2016 Society of Synthetic Organic Chemistry, Japan Lectureship Award
2015 Camille Dreyfus Teacher-Scholar Award
2015 Ruth Hettleman Prize for Artistic and Scholarly Achievement – University of North Carolina
2015 Eli Lilly Grantee Award
2014-2019 NSF CAREER Award
2014 Amgen Young Investigator Award
2013 Boehringer Ingelheim New Investigator Award in Organic Chemistry
2013 Junior Faculty Development Award – University of North Carolina
2012 Packard Fellowship in Science and Engineering
2012 Thieme Chemistry Journal Award
2011 James Moeser Award for Distinguished Research
2009 Eli Lilly New Faculty Award

研究概要

可視光レドックス有機触媒を用いる化学反応の開発

とりわけ9-メシチルアクリジニウム塩(福住触媒)を用いる有機合成反応の開発によって顕著な業績をあげている。

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参考文献

  1. “A General Approach to Catalytic Alkene Anti-Markovnikov Hydrofunctionalization Reactions via Acridinium Photoredox Catalysis.” Margrey, K. A.; Nicewicz, D. A.  Acc. Chem. Res. 2016, 49, 1997-2006. DOI: 10.1021/acs.accounts.6b00304
  2. “Organic Photoredox Catalysis” Romero, N. A.; Nicewicz, D. A. Chem. Rev. 2016, 116, 10075-10166. DOI: 10.1021/acs.chemrev.6b00057
  3. “Acridinium-Based Photocatalysts: A Sustainable Option in Photoredox Catalysis.” Joshi-Pangu, A.; Lévesque, F.; Roth, H. G.; Oliver, S. F.; Campeau, L.-C.; Nicewicz, D.; DiRocco, D. A. J. Org. Chem. 2016, 81, 7244-7249. DOI: 10.1021/acs.joc.6b01240

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博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

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