[スポンサーリンク]

世界の化学者データベース

マット・ショアーズ Matthew P. Shores

[スポンサーリンク]

マシュー・P・ショアーズ(Matthew P. Shores、19xx年x月x日-)は、アメリカの無機化学者である。 コロラド州立大学 准教授。(引用:Colorado State University)

経歴

1997 グスタフ・アドルフカレッジ 卒業
2002 カリフォルニア大学バークレー校 博士号取得 (Jeffrey R. Long教授)
2002-2005 マサチューセッツ工科大学 博士研究員(Daniel G. Nocera教授)
2008-2014 コロラド州立大学 助教授
2014-2017 コロラド州立大学 准教授
2017- コロラド州立大学 教授

研究概要

化学センシング、電磁気材料、太陽光エネルギー変換に活用可能な分子錯体研究

主に第一列遷移金属錯体のスピン特性、光特性に関わる錯体化学研究を行っている。例えばクロムポリピリジル錯体の機能解析[1]と有機合成への応用[2]などはその一例。

関連文献

  1. McDaniel, A. M.; Tseng, H. –W.; Damrauer, N. H.; Shores, M. P. Inorg. Chem. 2010, 49, 7981. DOI: 10.1021/ic1009972
  2. (a) Stevenson, S. M.; Shores, M. P.; Ferreira, E. M. Angew. Chem. Int. Ed. 2015, 54, 6506. DOI: 10.1002/anie.201501220 (b) Higgins, R. F.; Fatur, S. M.; Shepard, S. G.; Stevenson, S. M.; Boston, D. J.; Ferreira, E. M.; Damrauer, N. H.; Rappé, A. K.; Shores, M. P. J. Am. Chem. Soc. 2016, 138, 5451. DOI: 10.1021/jacs.6b02723 (c) Stevenson, S. M.; Higgins, R. F.; Shores, M. P.; Ferreira, E. M. Chem. Sci. 2017, 8, 654. DOI: 10.1039/C6SC03303B

関連リンク

Avatar photo

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. ロベルト・カー Roberto Car
  2. ウィリアム・キャンベル William C. Campbell
  3. 土釜 恭直 Kyoji Tsuchikama
  4. キャリー・マリス Kary Banks Mullis
  5. 北原武 Takeshi Kitahara
  6. 吉野 彰 Akira Yoshino
  7. ドナルド・トゥルーラー Donald G. Truhlar
  8. 平尾一郎 Ichiro Hirao

注目情報

ピックアップ記事

  1. Bayer/Janssen Rivaroxaban 国内発売/FDA適応拡大申請
  2. サノフィ・アベンティスグループ、「タキソテール」による進行乳癌の生存期間改善効果を発表
  3. 光触媒の活性化機構の解明研究
  4. アミンの新合成法2
  5. 抗がん剤などの原料の新製造法
  6. バトフェナントロリン:Bathophenanthroline
  7. サムスン先端研恐るべし -大面積プリンタブルグラフェンの合成-
  8. 第24回 化学の楽しさを伝える教育者 – Darren Hamilton教授
  9. 1回飲むだけのインフル新薬、5月発売へ 塩野義製薬
  10. 中学入試における化学を調べてみた 2013

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2017年4月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

注目情報

最新記事

「MI×データ科学」コース ~データ科学・AI・量子技術を利用した材料研究の新潮流~

 開講期間 2025年1月8日(水)、9日(木)、15日(水)、16日(木) 計4日間申込みはこ…

余裕でドラフトに収まるビュッヒ史上最小 ロータリーエバポレーターR-80シリーズ

高性能のロータリーエバポレーターで、効率良く研究を進めたい。けれど設置スペースに限りがあり購入を諦め…

有機ホウ素化合物の「安定性」と「反応性」を両立した新しい鈴木–宮浦クロスカップリング反応の開発

第 635 回のスポットライトリサーチは、広島大学大学院・先進理工系科学研究科 博士…

植物繊維を叩いてアンモニアをつくろう ~メカノケミカル窒素固定新合成法~

Tshozoです。今回また興味深い、農業や資源問題の解決の突破口になり得る窒素固定方法がNatu…

自己実現を模索した50代のキャリア選択。「やりたいこと」が年収を上回った瞬間

50歳前後は、会社員にとってキャリアの大きな節目となります。定年までの道筋を見据えて、現職に留まるべ…

イグノーベル賞2024振り返り

ノーベル賞も発表されており、イグノーベル賞の紹介は今更かもしれませんが紹介記事を作成しました。 …

亜鉛–ヒドリド種を持つ金属–有機構造体による高温での二酸化炭素回収

亜鉛–ヒドリド部位を持つ金属–有機構造体 (metal–organic frameworks; MO…

求人は増えているのになぜ?「転職先が決まらない人」に共通する行動パターンとは?

転職市場が活発に動いている中でも、なかなか転職先が決まらない人がいるのはなぜでしょう…

三脚型トリプチセン超分子足場を用いて一重項分裂を促進する配置へとペンタセンクロモフォアを集合化させることに成功

第634回のスポットライトリサーチは、 東京科学大学 物質理工学院(福島研究室)博士課程後期3年の福…

2024年の化学企業グローバル・トップ50

グローバル・トップ50をケムステニュースで取り上げるのは定番になっておりましたが、今年は忙しくて発表…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP