[スポンサーリンク]

世界の化学者データベース

エド・ボイデン Edward Boyden

[スポンサーリンク]

エドワード・ボイデン(Edward Boyden, 19xx年xx月xx日-)は、アメリカの生化学者、神経科学者である。米マサチューセッツ工科大学 准教授。(写真:MIT News

経歴

1995-1999 マサチューセッツ工科大学 卒業
1999-2005 スタンフォード大学 博士号取得
2005-2006 スタンフォード大学 博士研究員
2006-2007 マサチューセッツ工科大学 客員研究員
2007-2011 マサチューセッツ工科大学 助教授
2011-現在 マサチューセッツ工科大学 准教授

受賞歴

2016 Breakthrough Prize in Life Sciences
2015 BBVA Foundation Frontiers of Knowledge Award
2015 Society for Neuroscience Young Investigator Award
2015 Carnegie Prize in Mind and Brain Sciences
2014 Schuetze Award in Neuroscience
2013 Jacob Heskel Gabbay Award
2013 Grete Lundbeck European Brain Research Prize (“The Brain Prize”)
2011 Perl/UNC Neuroscience Prize
2011 A F Harvey Prize
2010 Nature Methods Method of the Year
2007 Society for Neuroscience, Research Award for Innovation in Neuroscience (RAIN)
2006 Technology Review TR35, World’s Top 35 Innovators under Age 35

研究概要

光遺伝学技術の開拓

Karl Disseroth研在籍時に、光感受性を有する古細菌型ロドプシンタンパクを神経細胞に導入することで、その挙動をミリ秒単位で光制御できることをFeng Zhangと共同で示した[1]。この発明により、現在の光遺伝学(Optogenetics)研究[2]の爆発的普及のきっかけを作った。

脳神経系のマッピング・人為的制御のためのツール開発

関連動画

 

 

関連文献

  1.  “Millisecond-timescale, genetically targeted optical control of neural activity” Boyden, E. S. ; Zhang, F.; Bamberg, E.; Nagel, G.; Deisseroth, K. Nature Neurosci. 2005, 8, 1263. doi:10.1038/nn1525

関連リンク

Avatar photo

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. エリック・ジェイコブセン Eric N. Jacobsen
  2. 岸 義人 Yoshito Kishi
  3. Thieme-IUPAC Prize in Synthetic …
  4. エリック・メガース Eric Meggers
  5. ダニエル・ノセラ Daniel G. Nocera
  6. アントニオ・M・エチャヴァレン Antonio M. Echav…
  7. デービーメダル―受賞者一覧
  8. リック・ダンハイザー Rick L. Danheiser

注目情報

ピックアップ記事

  1. 第98回日本化学会春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Part III
  2. 【日産化学 23卒/Zoomウェビナー配信!】START your chemi-story あなたの化学をさがす 研究職限定 キャリアマッチングLIVE
  3. グレーサー反応 Glaser Reaction
  4. ペンタフルオロスルファニル化合物
  5. 文具に凝るといふことを化学者もしてみむとてするなり⑪:どっちもクリップの巻
  6. 光と励起子が混ざった準粒子 ”励起子ポラリトン”
  7. 衣笠反応 Kinugasa Reaction
  8. キラル情報を保存したまま水に溶ける不斉結晶
  9. エッシェンモーザーカップリング Eschenmoser Coupling
  10. スタニルリチウム調製の新手法

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2016年9月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

注目情報

最新記事

そこのB2N3、不対電子いらない?

ヘテロ原子のみから成る環(完全ヘテロ原子環)のπ非局在型ラジカル種の合成が達成された。ジボラトリアゾ…

経済産業省ってどんなところ? ~製造産業局・素材産業課・革新素材室における研究開発専門職について~

我が国の化学産業を維持・発展させていくためには、様々なルール作りや投資配分を行政レベルから考え、実施…

第51回ケムステVシンポ「光化学最前線2025」を開催します!

こんにちは、Spectol21です! 年末ですが、来年2025年二発目のケムステVシンポ、その名…

ケムステV年末ライブ2024を開催します!

2024年も残り一週間を切りました! 年末といえば、そう、ケムステV年末ライブ2024!! …

世界初の金属反応剤の単離!高いE選択性を示すWeinrebアミド型Horner–Wadsworth–Emmons反応の開発

第636回のスポットライトリサーチは、東京理科大学 理学部第一部(椎名研究室)の村田貴嗣 助教と博士…

2024 CAS Future Leaders Program 参加者インタビュー ~世界中の同世代の化学者たちとかけがえのない繋がりを作りたいと思いませんか?~

CAS Future Leaders プログラムとは、アメリカ化学会 (the American C…

第50回Vシンポ「生物活性分子をデザインする潜在空間分子設計」を開催します!

第50回ケムステVシンポジウムの開催告知をさせて頂きます!2020年コロナウイルスパンデミッ…

有機合成化学協会誌2024年12月号:パラジウム-ヒドロキシ基含有ホスフィン触媒・元素多様化・縮環型天然物・求電子的シアノ化・オリゴペプチド合成

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2024年12月号がオンライン公開されています。…

「MI×データ科学」コース ~データ科学・AI・量子技術を利用した材料研究の新潮流~

 開講期間 2025年1月8日(水)、9日(木)、15日(水)、16日(木) 計4日間申込みはこ…

余裕でドラフトに収まるビュッヒ史上最小 ロータリーエバポレーターR-80シリーズ

高性能のロータリーエバポレーターで、効率良く研究を進めたい。けれど設置スペースに限りがあり購入を諦め…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP