はじめに
大崎駅を降り、山手通りを南東に道なりに進むと、春には桜の美しい目黒川にあたる。川にかかる居抜橋を渡り、左手に御殿山を見上げながら新幹線の高架をくぐると右手、目黒川の対岸に旧三共(現在の第一三共)の品川研究所が見えてくる。創薬関係者はこの先の東海道本線の高架下の方へ向かう事はあまりないが、その高架の手前の左手に細い路地がある。この路地の入り口に、官営品川硝子製造所跡(近代硝子工業発祥の碑)がひっそりとたたずんでいる。
(しながわ観光協会HPより)
説明(品川観光協会より要約(1))
日本で最初の西洋式硝子工場。日本の近代工業の発祥の地と言われている。
明治6年(1873)、東海寺境内に日本初の近代ガラス工場、興業社が設立。3年後に明治政府に買収され、工部省の官営工場となった。明治18年(1885)に、西村勝三らに払い下げられて民間工場となり、経営不振により明治25年(1892)に解散。
煉瓦造りの当時の工場の一部は、明治期の貴重な洋風建築として、愛知県犬山市の明治村に移築、保存されている日本で最初の西洋式硝子工場である。
場所
おわりに
近くの東海寺大山墓地に、有名な沢庵和尚のお墓もあります。
東京在住の方は、目黒川、御殿山とともに、桜の時期、散歩のコースに加えていただけると楽しめます。
外部リンク
1,しながわ観光協会(東京都品川区) – 官営品川硝子製造所跡(近代硝子工業発祥の碑)