戦国時代~江戸時代に栄えた日本最大の銀山。2007年にユネスコの世界遺産に登録された。最盛期の独特な景観が数多く残されている(写真:Green Shinto.com)
。
概要
大航海時代だった16世紀、石見銀山は日本の銀鉱山としてヨーロッパに唯一知られた存在でした。当時の流通していた銀はおよそ 1/3が日本産であり、なかでも石見銀山から産出される銀は高品質なものとして知られていました。
この銀を用いた交易がヨーロッパ・東アジアにて盛んに行われることで、諸々の経済・文化価値を生み出すことに一役買っていたわけです。
また石見銀山では、自然に配慮し調和を心がけた鉱山運営を行っていました。採掘~精錬までが行われた跡地、また当時栄えた鉱山町の建造物・町並みなど、当時の様子を伝える様々な遺跡が豊富かつ良好な状態で残されています。
この事実が評価され、2007年にアジア初の産業世界遺産として登録を受けることとなりました。
マップ
より大きな地図で 化学地球儀 -Chem-Station- を表示
チェックイン!
関連動画
参考文献
関連書籍・商品
[amazonjs asin=”4635700003″ locale=”JP” title=”世界遺産石見銀山を歩く (歩く旅シリーズ 街道・古道)”][amazonjs asin=”4396112025″ locale=”JP” title=”世界史の中の石見銀山(祥伝社新書202) (祥伝社新書 202)”][amazonjs asin=”4533091555″ locale=”JP” title=”るるぶ松江 出雲 石見銀山’14 (国内シリーズ)”][amazonjs asin=”4582945104″ locale=”JP” title=”石見銀山 (別冊太陽)”][amazonjs asin=”4787712403″ locale=”JP” title=”銀鉱山王国・石見銀山 (シリーズ「遺跡を学ぶ」090)”]
外部リンク
- 石見銀山世界遺産センター
- 石見銀山 – Wikipedia
- Iwami Ginzan – Wikipedia
- しまねバーチャルミュージアム 石見銀山
- 世界遺産 石見銀山遺跡とその文化的景観
- 石見銀山資料館
- 石見銀山の魅力 徹底ガイド