大塚製薬グループの創業75周年事業として徳島県・鳴門市に開設された、大塚国際美術館(Otsuka Museum of Art)。(写真:Wikipedia)
美術館の例に漏れず、ここにも沢山の名画が展示されています。しかしこの大塚美術館では真作の絵画そのものは展示されていません。その代わり、世界の名画を原寸大で焼き付けた「陶板絵画」が1000点ほど展示されているという、世界唯一の運営コンセプトで知られています。紙のパレットと異なり経年劣化がないため、保存や管理が容易であり、また訪問者も写真撮影や手で触れて楽しむことが比較的自由に行えます。
大塚オーミ陶業の高い化学技術力が大きな陶板を歪みなく作ることに成功し、見事この陶板絵画が実現されたのです。自社化学技術をふんだんに活用して展示物を作り出している点でも、他に例がありません。
徳島を訪れる機会があれば、「鳴門の渦潮」などを見にいくついでに、ぜひ訪問してみてはいかがでしょう。
筆者もかつて訪れたことがありますが、一日では到底見終わらないほどに、とてつもない大きさを誇ります。ゆっくり見て回りたければ、しっかりとした滞在計画を立てていく必要があるでしょう。
マップ
関連動画
関連リンク
大塚国際美術館 公式サイト
大塚国際美術館 – Wikipedia
世界の名画に触れて楽しむ美術館 大塚国際美術館の紹介記事
大塚国際美術館の魅力とは?-Naverまとめ