(引用:sv.wikipedia.org)
化学反応を人類に役立つ形に昇華させた発明の一つ、マッチ。それに特化した世界で唯一の博物館が、スウェーデンにあるのはご存知でしょうか。
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概要
あまり知られてない事実ですが、スウェーデンは世界一のマッチ製造大国であり、世界中で使用される量のなんと1/3を一国で供給しています。そこには由緒正しい歴史がありました。
発明初期のマッチは摩擦によって発火するタイプだったため、火災事故が数多く起こっていました。1855年にスウェーデンのJohn E. LundströmとCarl Fransの兄弟は、現在よく知られるタイプの安全マッチ(軸頭と箱の側面に発火剤・燃焼剤を分離させたマッチ)を初めて開発しました。彼らは首都ストックホルムの南東に位置するイェンシェピング(Jönköping)に製造工場を設立することとなります。会社はすぐさま世界最大の製造量を上げるまでに成長し、マッチ大国スウェーデンの発展に多大な貢献をしたわけです。
その工場跡地が現在のマッチ博物館(Tändsticksmuseet)となっており、マッチにこだわった数々の展示がされています。
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マップ
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関連動画
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参考文献
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関連書籍
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関連リンク
イェンシェピング マッチ博物館 公式サイト
John Edvard Lundstrom – Wikipedia
スウェーデンにある世界唯一のマッチ博物館 (マッチの世界)
マッチ博物館の様子 写真があります