[スポンサーリンク]

ロシア

ドミトリ・メンデレーエフの墓

[スポンサーリンク]

 (引用:Find a grave)

元素周期表を考案・提唱し、化学の世界に歴史的な影響を与えたドミトリ・メンデレーエフ(1834-1907)。彼の眠る墓は、ロシアのサンクトペテルブルグにあります。

  • 概要

ロシアの科学者 ドミトリ・メンデレーエフは科学史において数多くの業績を残しています。元素周期表の考案は歴史的功績の一つであり、彼の周期律にしたがって数々の新元素が発見されるに至りました。

彼はサンクトペテルブルグにて教授職を得、のちに政治的要因にて大学を辞職します。1906年にはノーベル化学賞にノミネートされましたが、アンリ・モアッサン(フッ素の発見者)に一票差で敗れます。その翌年(1907年)に、インフルエンザから来る肺炎によって逝去しました。

遺体は彼が生涯を過ごしたサンクトペテルブルグのVolkovskoye Memorial Cemeteryに埋葬されています。

  • マップ

大きな地図でVolkovskoye Memorial Cemeteryを見る

チェックイン!

  • アルバム

  • 関連動画

  • 参考文献

[1] Gordin, M. D. “D. I. Mendeleev: Reflecting on His Death in 1907” Angew. Chem., Int. Ed. 2007, 46, 2758. DOI: 10.1002/anie.200601976

 

  • 関連書籍

[amazonjs asin=”4885957133″ locale=”JP” title=”メンデレーエフ―元素の周期律の発見者 (ユーラシア・ブックレット)”][amazonjs asin=”B00G1X24MC” locale=”JP” title=”元素周期表のつくりかた: メンデレーエフとモーズリー (レトロハッカーズ)”][amazonjs asin=”4894490439″ locale=”JP” title=”メンデレーエフ元素の謎を解く―周期表は宇宙を読み解くアルファベット”][amazonjs asin=”B00C7P0AF6″ locale=”JP” title=”神が愛した天才科学者たち (角川ソフィア文庫)”]

 

  • 関連リンク

Dmitri Mendeleev – Wikipedia
Volkovo Cemetery – Wikipedia
Dmitri Mendeleev (NNDB.com)
ドミトリ・メンデレーエフ – Wikipedia
メンデレーエフの奇妙な棚 (サイエンスチャンネル)
科学者の

Avatar photo

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. Stadtfriedhof (ゲッチンゲン市立墓地)
  2. 科学警察研究所
  3. ケミストリー通り
  4. 産総研 地質標本館
  5. ノーベル博物館
  6. 東京大学理学部 化学教室
  7. サントリー白州蒸溜所
  8. 錬金術博物館

注目情報

ピックアップ記事

  1. 治療薬誕生なるか?ジカウイルスのアロステリック阻害剤開発
  2. フッ素のゴーシュ効果 Fluorine gauche Effect
  3. ブラム・イッター アジリジン合成 Blum-Ittah Aziridine Synthesis
  4. 磁性流体アートの世界
  5. サクラの酵母で作った赤い日本酒を商品化に成功
  6. IBX酸化 IBX Oxidation
  7. 研究室でDIY! ~明るい棚を作ろう~
  8. pre-ELM-11
  9. 分子モーター Molecular Motor
  10. 「産総研・触媒化学研究部門」ってどんな研究所?

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2013年1月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

注目情報

最新記事

【産総研・触媒化学研究部門】新卒・既卒採用情報

触媒部門では、「個の力」でもある触媒化学を基盤としつつも、異分野に積極的に関わる…

触媒化学を基盤に展開される広範な研究

前回の記事でご紹介したとおり、触媒化学研究部門(触媒部門)では、触媒化学を基盤に…

「産総研・触媒化学研究部門」ってどんな研究所?

触媒化学融合研究センターの後継として、2025年に産総研内に設立された触媒化学研究部門は、「触媒化学…

Cell Press “Chem” 編集者 × 研究者トークセッション ~日本発のハイクオリティな化学研究を世界に~

ケムステでも以前取り上げた、Cell PressのChem。今回はChemの編集…

光励起で芳香族性を獲得する分子の構造ダイナミクスを解明!

第 654 回のスポットライトリサーチは、分子科学研究所 協奏分子システム研究セ…

藤多哲朗 Tetsuro Fujita

藤多 哲朗(ふじた てつろう、1931年1月4日 - 2017年1月1日)は日本の薬学者・天然物化学…

MI conference 2025開催のお知らせ

開催概要昨年エントリー1,400名超!MIに特化したカンファレンスを今年も開催近年、研究開発…

【ユシロ】新卒採用情報(2026卒)

ユシロは、創業以来80年間、“油”で「ものづくり」と「人々の暮らし」を支え続けている化学メーカーです…

Host-Guest相互作用を利用した世界初の自己修復材料”WIZARDシリーズ”

昨今、脱炭素社会への実現に向け、石油原料を主に使用している樹脂に対し、メンテナンス性の軽減や材料の長…

有機合成化学協会誌2025年4月号:リングサイズ発散・プベルル酸・イナミド・第5族遷移金属アルキリデン錯体・強発光性白金錯体

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2025年4月号がオンラインで公開されています!…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー