化学者のつぶやき論文

  1. 二段励起型可視光レドックス触媒を用いる還元反応

    2014年、レーゲンスブルク大学・Burkhard Königらは、二段階励起によって強力な反応駆動力を獲得する可視光レドックス触媒系を初めて見いだした。本論文で示される連続的光誘起電子移動(consecutive PET)現象は、光触媒の…

  2. 2つの触媒反応を”孤立空間”で連続的に行う

    自己集合性を有するM12L24型かご錯体内の特異的反応場を用いて、同一溶液中酸化反応及び立体選択的D…

  3. 剛直な環状ペプチドを与える「オキサゾールグラフト法」

    トロント大学・Andrei Yudinらは、鎖状ペプチド両端を1,3,4-オキサジアゾール(odz)…

  4. マイクロプラスチックの諸問題

    化学物質というとちまたのイメージが良くないようです。また、プラスチックというのもなんだか悪者…

  5. この窒素、まるでホウ素~ルイス酸性窒素化合物~

    固まりかけた知識は掃除してみても、いいかもしれません。 (さらに…)…

  6. クロム光レドックス触媒を有機合成へ応用する

  7. ナイトレンの求電子性を利用して中員環ラクタムを合成する

  8. Late-Stage C(sp3)-H活性化法でステープルペプチドを作る

  9. 銅触媒と可視光が促進させる不斉四置換炭素構築型C-Nカップリング反応

  10. メチオニン選択的なタンパク質修飾反応

  11. ヒスチジン近傍選択的なタンパク質主鎖修飾法

  12. 貴金属に取って代わる半導体触媒

  13. アミジルラジカルで遠隔位C(sp3)-H結合を切断する

  14. sp2-カルボカチオンを用いた炭化水素アリール化

  15. マダンガミンの網羅的全合成

  16. 製薬業界における複雑な医薬品候補の合成の設計について: Nature Rev. Chem. 2017-2/3月号

スポンサー

ピックアップ記事

  1. 尿から薬?! ~意外な由来の医薬品~ その1
  2. ゴールドバーグ アミノ化反応 Goldberg Amination
  3. 水素社会~アンモニアボラン~
  4. 部分酸化状態を有する純有機中性分子結晶の開発に初めて成功
  5. 究極の二量体合成を追い求めて~抗生物質BE-43472Bの全合成
  6. カーボンナノチューブを有機色素で染めて使う新しい光触媒技術
  7. 「水素水」健康効果うたう表示は問題 国民生活センターが業者に改善求める

注目情報

最新記事

経済産業省ってどんなところ? ~製造産業局・素材産業課・革新素材室における研究開発専門職について~

我が国の化学産業を維持・発展させていくためには、様々なルール作りや投資配分を行政レベルから考え、実施…

第51回ケムステVシンポ「光化学最前線2025」を開催します!

こんにちは、Spectol21です! 年末ですが、来年2025年二発目のケムステVシンポ、その名…

ケムステV年末ライブ2024を開催します!

2024年も残り一週間を切りました! 年末といえば、そう、ケムステV年末ライブ2024!! …

世界初の金属反応剤の単離!高いE選択性を示すWeinrebアミド型Horner–Wadsworth–Emmons反応の開発

第636回のスポットライトリサーチは、東京理科大学 理学部第一部(椎名研究室)の村田貴嗣 助教と博士…

2024 CAS Future Leaders Program 参加者インタビュー ~世界中の同世代の化学者たちとかけがえのない繋がりを作りたいと思いませんか?~

CAS Future Leaders プログラムとは、アメリカ化学会 (the American C…

PAGE TOP