化学者のつぶやき論文
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生体組織を人工ラベル化する「AGOX Chemistry」
京都大学・浜地格らは、有機触媒としてピリジニウムオキシム(PyOx)を用い、N-アシル-N-アルキルスルホンアミド(NASA)をアシルドナーとするアシル化型タンパク質修飾法の開発に成功した。試験管内での反応に加え、生細胞系に対しても修飾を行…
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揮発した有機化合物はどこへ?
有機化合物の中には、蒸発しやすいもの(揮発性の物質)がたくさんあります。研究室でおなじみのアセトンや…
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ゲルマニウム触媒でアルキンからベンゼンをつくる
ジゲルミンを触媒前駆体とするアリールアルキンの環化三量化反応が報告された。位置選択的に反応が進行し1…
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ニッケル-可視光レドックス協働触媒系によるC(sp3)-Hチオカルボニル化
2017年、ソウル大学校の Soon Hyeok Hongらは、C(sp3)-H結合の直接的チオカル…
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タンパクの骨格を改変する、新たなスプライシング機構の発見
DNAを設計図とするタンパクは、すべてα-アミノ酸からできています。ところがチューリッヒ工科大学のJ…
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二つのCO2を使ってアジピン酸を作る
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5-ヒドロキシトリプトファン選択的な生体共役反応
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ルテニウム触媒によるC-C結合活性化を介した水素移動付加環化型カップリング
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触媒のチカラで拓く位置選択的シクロプロパン合成
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磁力で生体触媒反応を制御する
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唾液でHIV検査が可能に!? 1 attoモル以下の超高感度抗体検出法
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環サイズを選択できるジアミノ化
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リチウムイオンに係る消火剤電解液のはなし
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有機レドックスフロー電池 (ORFB)の新展開:オリゴマー活物質の利用
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有機レドックスフロー電池 (ORFB)の新展開:高分子を活物質に使う
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システインの位置選択的修飾を実現する「π-クランプ法」