化学者のつぶやき
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一度に沢山の医薬分子を放出できるプロドラッグ
薬物のプロドラッグ化により、薬物吸収性の改善・特定部位への標的化(副作用の軽減)・作用の持続化などが期待できる、ということは以前のトピックでも述べました。応用性の高い手法ですが、これまでに知られる例は、エステル化などのごくごく単純な変換・修…
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プロドラッグの話
私たちが快適かつ健康な生活を営むために必要なものは勿論沢山ありますが、医薬品はその中でも最重要なもの…
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パラジウムが要らない鈴木カップリング反応!?
有機合成化学の分野では、無数の触媒反応が報告されています。しかし触媒量の範囲はというと、結構あいまい…
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色の変わる分子〜クロミック分子〜
クロモトロピズムという言葉を御存知でしょうか?日本語では「可逆的変色」などと訳され、外部からの何ら…
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IRの基礎知識
赤外吸収分光法(infrared absorption spectrometry, …
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比色法の化学(前編)
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炭素ー炭素結合を切る触媒
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タミフルをどう作る?~インフルエンザ治療薬の合成~
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共役はなぜ起こる?
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もっとも単純な触媒「プロリン」
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本当の天然物はどれ?
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ノルゾアンタミンの全合成
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2004年ノーベル化学賞『ユビキチン―プロテアソーム系の発見』
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生合成を模倣した有機合成
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2002年ノーベル化学賞『生体高分子の画期的分析手法の開発』
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ハメット則