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内容
大学で化学・薬学・工業化学を専攻する学生の多くが就職する化学企業.経済のグローバル化が進み,日本の化学企業が競い合うのは欧米の名門企業や台頭するアジア・中東の新興企業だ.存在感あるグローバル企業の強みはどこにあるのか.化学企業の強さは研究開発力だけでは測れない.企業経営や化学産業の歴史を交えて個々の企業の戦略をみながら,世界の化学産業界の現状をつかむことができる.グローバル展開する欧米の名門化学企業,台頭するアジア・中東の新興化学企業21社を紹介する.
主要目次:百年ぶりの変革期にある世界の化学産業/世界の主要化学企業(3M/デュポン/P&G/BASFとバイエル/ダウ・ケミカル/エクソンモービル/ファイザー/ロシュ/アムジェン/モンサント/PPGインダストリーズ/アクゾノーベル/リンデ/SABIC/FPG,LG化学,リライアンス・インダストリーズ)/世界の視点から見た日本の化学企業(ブリジストン/武田薬品工業/三菱ケミカルホールディングス)
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対象
化学研究・化学産業に興味がある人・携わっている人
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評価・解説
世界の化学企業どのぐらいあげることができますか?意外に名前が上がらないと思います。その世界の化学企業のなかからグローバル企業21社を抜粋して、それらの歴史や企業経営を解説しています。200ページほどのページ数で物語調に書いてある部分が多く非常に読みやすく、1日でも読破できる内容です。かなり有名で良く知られている企業から、アジア諸国の実は大きな化学企業まで幅広く紹介。世界化学企業研究の入門書として最適ではないでしょうか。化学研究に携わる方・化学産業に従事されている(もしくはいた)方・化学に興味がある学生・就職を控えている化学系大学院生など幅広い世代にオススメです。
書籍に揚げられている企業
スリーエム(23)、デュポン(19)、P&G(2)、BASF(1)、バイエル(6)、ダウ・ケミカル(4)、エクソンモービル(14)、ファイザー(3)、ロシュ(16)、アムジェン(43)、モンサント(58)、PPGインダストリーズ(56)、アクゾノーベル(35)、リンデ(46)、サビック(9)、FPG(17)、LG化学(33)、リライアンス・インダストリーズ(47)、ブリジストン(22)、武田薬品工業(36)、三菱ケミカルホールディングス(15)
*括弧内の数字は書籍に紹介されている企業の売上高世界順位
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