内容
本書は、有機化学を志す学生たち、特に、卒業研究を始める学部生から大学院生を対象として、誤った実験法によって事故を起こさないようにと、逆説的に「失敗を糧にして」正しい実験法を導き出そうと企画したものです。闇から闇へ葬り去られていた実験室の失敗・事故例。イラストや図版をたっぷり入れて紹介します。
対象
有機化学を学ぶすべての人、とくに有機化学を志す学部生~大学院生
評価・解説
誰にでもある有機化学の実験上での失敗・・・。これを面白おかしく(?)まとめたのが本書。中には本当に危険な事例も少なくないと思うので、本書の内容を危険度感覚の基準にするのはオススメできませんが、「あるある」「あーそうかぁ」などと思いながら、気楽な読み物として読むには良いでしょう。とはいえ、しっかり原因もかいてあるので勉強になる箇所もあり、なかなか面白いです。
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