[スポンサーリンク]

分光分析

これならわかるNMR/二次元NMR

[スポンサーリンク]

[amazonjs asin=”475980787X” locale=”JP” title=”これならわかるNMR―そのコンセプトと使い方”][amazonjs asin=”4759810641″ locale=”JP” title=”これならわかる二次元NMR”]
  • 内容

核磁気共鳴現象が見いだされてから50年、いまではこのNMRという手法ぬきの有機化学の研究など、想像することすらまったく不可能である。最近では核酸や酵素のような大きな生体高分子の立体構造を定めたり、MRIという診断法として医療の現場で日常的に使われるなど、広い分野においてますます発展しつつある。本書は、はじめてNMRを使うという人たちが、できるだけ短時間にNMR法の基礎を理解し、実際に研究の現場で使いこなすことができるようになることを目的としている。

 

  • 対象

学部生以上

 

  • 評価・解説

 

化学者全般にとって必須の分析手法となっているNMRについて、入門的内容から始まり、大変わかりやすく解説している入門書。今までNMR測定の経験がなく、これから取り始めるという方には特にオススメ。実際のNMR装置と比較して読んでみると、頭に入りやすいでしょう。値段も安価でお手頃の本です。

 

  • 関連書籍

[amazonjs asin=”4062803038″ locale=”JP” title=”よくある質問 NMRの基本 (よくある質問シリーズ)”][amazonjs asin=”4062803046″ locale=”JP” title=”よくある質問 NMRスペクトルの読み方 (よくある質問シリーズ)”][amazonjs asin=”4759811931″ locale=”JP” title=”有機化学のためのスペクトル解析法-UV、IR、NMR、MSの解説と演習”][amazonjs asin=”480790633X” locale=”JP” title=”有機化合物のスペクトルによる同定法―MS,IR,NMRの併用”]
  • 関連リンク

有機って面白いよね!構造解析カテゴリ

Avatar photo

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 基礎講座 有機化学
  2. 【書籍】有機反応機構の書き方 第2版
  3. 次世代シーケンサー活用術〜トップランナーの最新研究事例に学ぶ〜
  4. 創薬化学
  5. What’s Cooking in Chemistr…
  6. ベーシック反応工学
  7. アルカロイドの科学 生物活性を生みだす物質の探索から創薬の実際ま…
  8. 京都大学人気講義 サイエンスの発想法

注目情報

ピックアップ記事

  1. ゾムレ・ハウザー転位 Sommelet-Hauser Rearrangement
  2. 2001年ノーベル化学賞『キラル触媒を用いる不斉水素化および酸化反応の開発』
  3. 山本明夫 Akio Yamamoto
  4. バーゼル Basel:製薬・農薬・化学が集まる街
  5. アントンパール 「Monowave300」: マイクロ波有機合成の新武器
  6. 環状アミンを切ってフッ素をいれる
  7. 相間移動触媒 Phase-Transfer Catalyst (PTC)
  8. ナノチューブブラシ!?
  9. 1,3-ビス[(2,2-ジメチル-1,3-ジオキサン-5-イル)オキシ]-2-プロパノール : 1,3-Bis[(2,2-dimethyl-1,3-dioxan-5-yl)oxy]-2-propanol
  10. 三菱ガス化学と日清ファルマ、コエンザイムQ10の合弁事業を開始

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2008年3月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

注目情報

最新記事

中村 真紀 Maki NAKAMURA

中村真紀(Maki NAKAMURA 産業技術総合研究所)は、日本の化学者である。産業技術総合研究所…

フッ素が実現する高効率なレアメタルフリー水電解酸素生成触媒

第638回のスポットライトリサーチは、東京工業大学(現 東京科学大学) 理学院化学系 (前田研究室)…

【四国化成ホールディングス】新卒採用情報(2026卒)

◆求める人財像:『使命感にあふれ、自ら考え挑戦する人財』私たちが社員に求めるのは、「独創力」…

マイクロ波に少しでもご興味のある方へ まるっとマイクロ波セミナー 〜マイクロ波技術の基本からできることまで〜

プロセスの脱炭素化及び効率化のキーテクノロジーとして注目されている、電子レンジでおなじみの”マイクロ…

世界の技術進歩を支える四国化成の「独創力」

「独創力」を体現する四国化成の研究開発四国化成の開発部隊は、長年蓄積してきた有機…

四国化成ってどんな会社?

私たち四国化成ホールディングス株式会社は、企業理念「独創力」を掲げ、「有機合成技術」…

アザボリンはニ度異性化するっ!

1,2-アザボリンの光異性化により、ホウ素・窒素原子を含むベンズバレンの合成が達成された。本異性化は…

マティアス・クリストマン Mathias Christmann

マティアス・クリストマン(Mathias Christmann, 1972年10…

ケムステイブニングミキサー2025に参加しよう!

化学の研究者が1年に一度、一斉に集まる日本化学会春季年会。第105回となる今年は、3月26日(水…

有機合成化学協会誌2025年1月号:完全キャップ化メッセンジャーRNA・COVID-19経口治療薬・発光機能分子・感圧化学センサー・キュバンScaffold Editing

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2025年1月号がオンライン公開されています。…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー