概要
対象
大学院生・企業研究者
評価・解説
「プロセス化学」といっても攪拌方法や抽出、蒸留などの化学工学の話ではありません。医薬品を効率よくかつ経済的に合成する手法の基礎的内容をまとめた本です。
実験室レベルではあまり問題にならない、 化合物の毒性や価格、結晶性や分離の容易さなど、様々な要素が絡むプロセス化学は、合成化学に関する深い知識や実力が無いとできません。
本書では、製薬会社勤務の現役プロセス化学者が「プロセス化学とは?」に始まり、市販医薬品のエレガントな合成例なども紹介しています。製薬企業や化学系会社での研究職を希望している方には特におすすめです。
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