化学者のつぶやき論文

  1. 「優れた研究テーマ」はどう選ぶべき?

     「科学者として取り組むべき研究テーマは、どういう指針で選ぶべきなのか?」―これは研究者なら誰しも頭を悩ませる問題でしょう。プロとして現実的に生き残っていくためには、純粋興味のみに依るのではなく、ある程度現実を見据えたテーマ設定が求められる…

  2. 天然バナジウム化合物アマバジンの奇妙な冒険

    ベニテングダケに含まれるバナジウム化合物アマバジン。その秘密に迫る!?

  3. 最後に残ったストリゴラクトン

    2011年になって、植物ホルモンの受容体タンパク質について結晶構造解析が続々と報告されました。しかし、あとひとつだけ受容体タンパク質が不明な植物ホルモンがあります。最後に残った道しるべ.ストリゴラクトンの機能を紹介しましょう。

  4. DNAのもとは隕石とともに

    DNAのもとが天空を裂いて地球に訪れた隕石から検出されました。生命誕生の秘密はまさか宇宙に!?

  5. フロリゲンが花咲かせる新局面

    科学者が半世紀以上の長きにわたって探し続けたフロリゲン。その正体がやっと判明して、数年が経ちました。最近になってまた、フロリゲンの新たな機能が報告されています。花咲かしホルモンとしてだけではないフロリゲンの役割を紹介します。

  6. 遷移金属を用いない脂肪族C-H結合のホウ素化

  7. 一流の化学雑誌をいかにしてつくるか?

  8. タキサン類の全合成

  9. 仙台の高校生だって負けてません!

  10. セルロース由来バイオ燃料にイオン液体が救世主!?

  11. 近況報告PartI

  12. 海底にレアアース資源!ランタノイドは太平洋の夢を見るか

  13. 茨城の女子高生が快挙!

  14. ナノの世界の交通事情~セルラーゼも渋滞する~

  15. 緑色蛍光タンパク質を真似してRNAを光らせる

  16. ついに成功した人工光合成

スポンサー

ピックアップ記事

  1. 第131回―「Nature出版社のテクニカルエディターとして」Laura Croft博士
  2. カシノナガキクイムシ集合フェロモンの化学構造を解明
  3. ゴールドバーグ アミノ化反応 Goldberg Amination
  4. 耐熱性生分解プラスチック開発 150度でも耐用 阪大
  5. クレーンケ ピリジン合成 Kröhnke Pyridine Synthesis
  6. MOF の実用化のはなし【京大発のスタートアップ Atomis を訪問して】
  7. 春の褒章2011-化学

注目情報

最新記事

【産総研・触媒化学研究部門】新卒・既卒採用情報

触媒部門では、「個の力」でもある触媒化学を基盤としつつも、異分野に積極的に関わる…

触媒化学を基盤に展開される広範な研究

前回の記事でご紹介したとおり、触媒化学研究部門(触媒部門)では、触媒化学を基盤に…

「産総研・触媒化学研究部門」ってどんな研究所?

触媒化学融合研究センターの後継として、2025年に産総研内に設立された触媒化学研究部門は、「触媒化学…

Cell Press “Chem” 編集者 × 研究者トークセッション ~日本発のハイクオリティな化学研究を世界に~

ケムステでも以前取り上げた、Cell PressのChem。今回はChemの編集…

光励起で芳香族性を獲得する分子の構造ダイナミクスを解明!

第 654 回のスポットライトリサーチは、分子科学研究所 協奏分子システム研究セ…