[スポンサーリンク]

ケムステVシンポ

第50回Vシンポ「生物活性分子をデザインする潜在空間分子設計」を開催します!

[スポンサーリンク]

第50回ケムステVシンポジウムの開催告知をさせて頂きます!

2020年コロナウイルスパンデミックから続けてきたケムステバーチャルシンポジウムもついに第50回を迎えました。その記念すべき第50回は、学術変革領域研究(A)「潜在空間空間分子設計」共催Vシンポとなります。しかも2025年1回目のVシンポということで、卒論などで忙しい年始ですが、見逃し配信でも良いので是非ご参加ください!

天然物が織り成す潜在空間が開く生物活性分子デザイン」という正式名称から想像できるように、複雑な構造を有し多様な活性を持つ天然物化学を基盤として、新たな生物活性分子をデザインする研究領域になります。創薬シード分子探索は、天然物探索から始まり、合成化合物ライブラリーの拡大へと進展しましたが、単純なライブラリーの拡大では効率的な生物活性分子の探索が困難であり停滞している現状があります。一方、複雑な構造を持つ天然物は高い創薬潜在力が再注目されており、誘導体合成による成功例もあります。しかし、従来の試行錯誤的手法には時間がかかるため、生物活性分子を効率的に取得する新たな戦略が求められています。そこで、天然物化学・ケミカルバイオロジー分野に情報科学を融合させることで、生物活性分子Likeな分子構造を予測し設計しようと本領域が発足しました。

今回のVシンポでは、情報科学分野を活用して構造探索および天然資源探索をしている先生3名を呼びしました!

実施概要

第50回ケムステVシンポジウム

「生物活性分子をデザインする潜在空間分子設計」

開催日:2025年1月14日(火)18:00〜20:30
会場:オンライン
・講演者はZoom使用・YouTube Liveの限定URL配信
・録画は10日間ほど限定公開
・URLは開催前日21時ごろに配布(前日21時以降の登録者には、開始30分前に送付)
定員:先着1500名(途中参加・退出・時間差視聴自由)
言語:日本語
参加費:無料
講演者:
榊原 康文 先生 (慶大理工 教授)
「生成AIを用いた化合物潜在空間構築と創薬に向けた人工分子構造デザイン」

岩田 浩明 先生(鳥取大医 教授)
「AIモデルによる新規化合物の活性ターゲット予測」

人羅 勇気 先生 (熊本大院生命 准教授)
「分子ネットワーク解析を用いた化合物空間の構築と天然物探索」

講演時間:各30分程度(質疑応答を含む)

参加登録:Connpassイベントページで行ってください・当日17:30まで受付Connpass利用ガイドはこちら

Vシンポ参加登録はこちら

*参加登録してURLさえゲットすれば、YouTube Liveに間に合わなくても視聴できますので、是非参加登録をお願いします。

Twitterハッシュタグ:#ケムステVシンポ #潜在空間

主催:Chem-Station
共催:学術変革領域研究(A)「潜在空間分子設計」
協賛:東京化成工業株式会社 / メルク(Sigma-Aldrich) / 島津製作所

ファシリテーター:
・寄立麻琴(九大院薬・助教、ケムステコアスタッフ)

モデレーター:
・安田大輔(大阪医科薬科大・助教、ケムステコアスタッフ)
・藤木竣大(東北大院薬・大学院生、ケムステスタッフ)

Live配信後の動画の取り扱い

配信の後日、講演者が希望する範囲で編集した動画をYouTubeケムステチャンネルにアップします。

是非、ご視聴・チャンネル登録・高評価お願いします!

 

協賛企業からのお知らせ

東京化成工業

    • 東京化成工業は、「試薬を通じて社会貢献する」を企業理念に、グローバルビジネスを展開する試薬メーカーです。科学技術の進歩に対応し、皆様のニーズに対応するため、日々新たな製品の開発に取り組んでいます。弊社パンフレットを以下リンク先で pdf ファイルとしてご提供しています。 以下リンク先からダウンロードしてご利用ください。 https://www.tcichemicals.com/JP/ja/support-download/brochures/categorized_brochures_1

 

メルク(Sigma-Aldrich)

島津製作所

島津製作所は150年の歴史を持つ分析計測機器メーカーです。
「科学技術で社会に貢献する」ために今後も挑戦を続けていきます。

【My SHIMADZU for Analytical】

過去のWebinar動画、装置のメンテナンス動画、アプリケーション、マニュアル等をご覧頂くことができます。
会員制サービス「My SHIMADZU for Analytical」に是非ご登録下さい!(登録無料)
https://www.an.shimadzu.co.jp/service-support/web_services/about-mypage/index.html

【Webinarアーカイブ公開中】

分析初心者の方から上級者の方にもご満足いただける、分析計測技術に関するWebinar動画を公開中!
→詳しくはこちら
https://solutions.shimadzu.co.jp/solnavi/n/webinar/index.htm

その他お問い合わせは以下
https://www.shimadzu.co.jp/contact/index.html

 

お願い:本Vシンポは協賛企業の支援を受けて完全無料で運営しています。ぜひ協賛企業のウェブサイトを訪問してください。

関連リンク

榊原 康文
化学者データベース
慶應義塾大学 榊原研究室
第24回 慶應義塾大学理工学部市民講座:榊原康文(YouTube)

岩田 浩明
化学者データベース
鳥取大学 岩田研究室
鳥取大学医学部 保健学科検査技術科学専攻 教員紹介

人羅 勇気
化学者データベース
熊本大学 塚本研究室

Macy

投稿者の記事一覧

有機合成を専門とする教員。将来取り組む研究分野を探し求める「なんでも屋」。若いうちに色々なケミストリーに触れようと邁進中。

関連記事

  1. 青色LEDで駆動する銅触媒クロスカップリング反応
  2. 一致団結ケトンでアレン合成!1,3-エンインのヒドロアルキル化
  3. 新規色素設計指針を開発 -世界最高の太陽光エネルギー変換効率の実…
  4. たるんだ肌を若返らせる薄膜
  5. 不正の告発??
  6. 化学CMアップデート
  7. 配位子だけじゃない!触媒になるホスフィン
  8. マテリアルズ・インフォマティクスを実践するためのベイズ最適化入門…

注目情報

ピックアップ記事

  1. 吉野彰氏がリチウムイオン電池技術の発明・改良で欧州発明家賞にノミネート
  2. 化学の力で迷路を解く!
  3. 材料開発における生成AIの活用方法
  4. 第130回―「無機薄膜成長法を指向した有機金属化学」Lisa McElwee-White教授
  5. 論文のチラ見ができる!DeepDyve新サービス開始
  6. 国際化学オリンピック2016でもメダルラッシュ!
  7. ロルフ・ミュラー Rolf Muller
  8. 国際化学五輪、日本代表に新高校3年生4人決定/化学グランプリ2017応募始まる
  9. 「カルピス」みらいのミュージアム
  10. ゴードン会議に参加しました【アメリカで Ph.D. を取る: 国際学会の巻】

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

注目情報

最新記事

第23回次世代を担う有機化学シンポジウム

「若手研究者が口頭発表する機会や自由闊達にディスカッションする場を増やし、若手の研究活動をエンカレッ…

ペロブスカイト太陽電池開発におけるマテリアルズ・インフォマティクスの活用

持続可能な社会の実現に向けて、太陽電池は太陽光発電における中心的な要素として注目…

有機合成化学協会誌2025年3月号:チェーンウォーキング・カルコゲン結合・有機電解反応・ロタキサン・配位重合

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2025年3月号がオンラインで公開されています!…

CIPイノベーション共創プログラム「未来の医療を支えるバイオベンチャーの新たな戦略」

日本化学会第105春季年会(2025)で開催されるシンポジウムの一つに、CIPセッション「未来の医療…

OIST Science Challenge 2025 に参加しました

2025年3月15日から22日にかけて沖縄科学技術大学院大学 (OIST) にて開催された Scie…

ペーパークラフトで MOFをつくる

第650回のスポットライトリサーチには、化学コミュニケーション賞2024を受賞された、岡山理科大学 …

月岡温泉で硫黄泉の pH の影響について考えてみた 【化学者が行く温泉巡りの旅】

臭い温泉に入りたい! というわけで、硫黄系温泉を巡る旅の後編です。前回の記事では群馬県草津温泉をご紹…

二酸化マンガンの極小ナノサイズ化で次世代電池や触媒の性能を底上げ!

第649回のスポットライトリサーチは、東北大学大学院環境科学研究科(本間研究室)博士課程後期2年の飯…

日本薬学会第145年会 に参加しよう!

3月27日~29日、福岡国際会議場にて 「日本薬学会第145年会」 が開催されま…

TLC分析がもっと楽に、正確に! ~TLC分析がアナログからデジタルに

薄層クロマトグラフィーは分離手法の一つとして、お金をかけず、安価な方法として現在…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー