第49回ケムステVシンポの会告を致します。
2年前(32回)・昨年(41回)に引き続き、今年も産業技術総合研究所・触媒化学融合研究センターが主催する化学シンポジウムをハイブリッド配信でお届けします!
触媒センターでは、「産総研化学研究シンポジウム」と題して、新進気鋭の若手研究者らによる講演会を開催しております。第6回となる今回は、「触媒との掛け算で拡張・多様化する化学」をシンポジウムのサブタイトルとしました。化学はセントラルサイエンス、を体現する講師をお招きし、多様なサイズの分子を扱い、材料開発や生命科学、環境問題における未解決課題へのチャレンジを語って頂きます。昨年と今年、研究者漫画の作成を担当した産総研の漫画家さんにも講演をお願いし、絶えず変化する現代社会で分野を超えて活動することの重要性についても、考える契機としたいと思います。
運営・実施は現地(産総研つくば中央5群)で行います。YouTube視聴をご希望される皆様は、Connpass経由で参加登録いただいて得られるURLから、世界のどこからでも聴講いただくことができます。質問もYouTubeチャットにいただければ、現地の運営チームが拾い上げる形で、時間の許す限り講演者にお伝えします。是非とも、活発な議論をお願い致します。
今年もご参加・ご視聴のほど、よろしくお願いたします。
第49回ケムステVシンポ概要
タイトル:第6回 産総研化学研究シンポジウム 「触媒との掛け算で拡張・多様化する化学」
対象:誰でも
開催日:2024年12月6日 (金) 13:00~18:00
形式:ハイブリッド開催
・開催場所:産業技術総合研究所 つくば中央5群 5-2棟 6F会議室(6602-6604)
・オンライン:YouTubeライブの限定URL配信
オンライン定員:先着1500名(途中参加・退出自由)
言語:日本語
参加費:無料
講演者およびスケジュール(各講師、発表+質疑応答で約45分程度、バッファ5分):
13:00-13:02 趣旨説明(上田善弘)
13:02-13:10 開会挨拶・センター紹介:吉田勝(産総研 触媒センター・研究センター長)
13:10-14:00 正井 宏(東京大学大学院 総合文化研究科・助教)/ 座長:南安規
「デュアルな刺激で高分子材料を操る」
14:00-14:50 田中 真司(産総研 触媒センター・主任研究員)/ 座長:増田光一郎
「ポリエチレンテレフタレートの低温解重合法の開発と実用化に向けた取り組み」
14:50-15:00 休憩
15:00-15:50 河村 奈緒子(岐阜大学 糖鎖生命コア研究所・助教)/ 座長:熊田佳菜子
「複雑なシアル酸含有糖鎖の化学合成研究」
15:50-16:40 篠原 彬(産総研 ブランディング・広報部)/ 座長:矢田陽
「研究にかけるアツイ想い、全人類に伝われ……俺の漫画で!!~「感情」を伝える産総研の科学コミュニケーション~」
16:40-16:50 休憩
16:50-17:40 小松 徹(東京大学大学院 薬学系研究科・准教授)/ 座長:上田善弘
「酵素(生体触媒)のはたらきを1分子レベルで見る~1分子計測×ケミカルプローブ全自動合成に基づく疾患診断技術の開発~」
17:40-18:00 閉会挨拶・写真撮影
共催:Chem-Station
協賛:東京化成工業株式会社/ メルク株式会社/ 島津製作所
幹事:上田善弘(産総研 触媒センター・主任研究員)
幹事サポート:増田光一郎(産総研・触媒センター)
座長:南安規、増田光一郎、矢田陽、熊田佳菜子、上田善弘(いずれも産総研・触媒センター)
Web配信担当:生長 幸之助(産総研・触媒センター、Chem-Station副代表)
参加登録:Connpassイベントページから行ってください(Connpass利用ガイドはこちら)。開始60分前(12:00)まで受付
*参加登録してURLを得ておけば、リアルタイム聴講できずとも、数日間はタイムシフト視聴ができます。
Twitterハッシュタグ:#ケムステVシンポ #産総研化学シンポ
※本講演会は、文部科学省の「世界で活躍できる研究者戦略育成事業」として、筑波大学が代表機関、産総研が共同実施機関として運営している「大学×国研×企業連携によるトップランナー育成プログラム」の支援により実施されます。多くの方々のご参加をお待ちしております。
協賛企業からのお知らせ
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- 東京化成工業は、「試薬を通じて社会貢献する」を企業理念に、グローバルビジネスを展開する試薬メーカーです。科学技術の進歩に対応し、皆様のニーズに対応するため、日々新たな製品の開発に取り組んでいます。弊社パンフレットを以下リンク先で pdf ファイルとしてご提供しています。 以下リンク先からダウンロードしてご利用ください。 https://www.tcichemicals.com/JP/ja/support-download/brochures/categorized_brochures_1
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▼触媒スクリーニングにChemBeadsを活用しましょう▼TLC分析をもっと楽に、より高い信頼性を!TLC Explorer
島津製作所は150年の歴史を持つ分析計測機器メーカーです。
「科学技術で社会に貢献する」ために今後も挑戦を続けていきます。
【触媒分野へのソリューション提案】
触媒は石油精製プロセス、化学合成、医薬品をはじめ、工業化学においてきわめて重要な物質です。自動車排ガス浄化をはじめとした環境浄化にも用いられており、日常に欠かせないものとなっています。
ガスクロマトグラフやフーリエ変換赤外分光光度計などを用いた触媒反応評価、反応生成物評価、触媒のキャラクタリゼーション、残留触媒分析といった、触媒反応プロセスに沿った各種分析事例をご紹介いたします。
触媒(化学) : 分析計測機器(分析装置) 島津製作所 (shimadzu.co.jp)
【Jetanizer™を用いたCO2, CH4の定量分析】
CO、CO2 、CH4を一斉に分析する場合、GCの検出器としてTCDやBIDが用いられますが、TCDでは低濃度域の測定ができない、BID の場合はキャリアガスがヘリウムに限定される、などの制限があります。
そこで簡易型メタナイザであるJetanizerを用いることで、測定濃度域が広く代替キャリアガス対応が可能なFID にてCO、CO2 、CH4を一斉分析することができます。
01-00599C-JP JetanizerTMの性能評価と大気中のCO2、CH4の定量分析 (shimadzu.co.jp)
その他お問い合わせは以下
https://www.shimadzu.co.jp/contact/index.html
お願い:本Vシンポは協賛企業の支援を受けて完全無料で運営しています。ぜひ協賛企業のウェブサイトを訪問してください。