化学コミュニケーション賞は、日本化学連合が2011年に設立した賞です。「化学・化学技術」に対する社会の理解を深めることに貢献した個人および団体(企業、学協会、各種NPO、学校法人など)を顕彰しています。
初年度ではサイエンスライターの佐藤 健太郎さんが受賞し、ケムステも2012年度に受賞、また昨年度もVシンポの運営で受賞しました。これまでに大学教員だけでなく、中高の先生方、企業、学会、サークルなど多様な個人・団体が受賞しています。
今年度(2024)も候補者の公募が始まっています。締め切りは2024年12月10日です。我こそはという方は是非応募ください。一丸となって化学コミュニケーションの世界を盛り上げていければ幸いです。
募集要項
日本化学連合は「化学コミュニケーション賞」を2011年に創設し 「化学・化学技術」に対する社会の理解を深めることに貢献した 個人および団体(企業、学協会、各種NPO、学校法人など)を顕彰し、その栄誉を称えています。本年度も奮ってご応募ください。
対象業績
わが国において、化学・化学技術(小中学校では理科のなかで化学の色合いの強いものを対象とします)に関連する啓発・普及活動を通じて、化学・化学技術に対する社会の理解を深めることに貢献している個人および団体に本賞を授与します。
ただし、個人の場合は応募1件あたりの構成人数は3名以内とし、団体の場合は1団体単位の応募とします。
応募いただく業績は、以下のものを期待します。
1)個人あるいは個人グループでは、本務としての活動ではないもの。
2)団体(企業、学協会、NPO、学校法人等)は本務等でないもの、もしくは本務等と重なっても化学の重要性、社会的な意義、教育的効果のわかりやすいもの。
対象業績の例
① 講演会、出版物、インターネット、マスメディア、出前実験・講義などを通じて、化学・化学技術のおもしろさや大切さを社会に向かって発信し、啓発している個人・団体
② 化学・化学技術と社会・環境とのかかわりについて、正しい理解を深めることに貢献している個人・団体
③ 化学にかかわる様々な情報を社会に役立たせるためのシステムや手法の開発、ならびに普及に貢献している個人・団体
④ 上記の活動をするための機会や場を創出し、またそれらの活動ができるような人材を育成している個人・団体
⑤ 化学・化学技術の普及にかかわる社会貢献活動に積極的に取り組んでいる個人・団体
表彰件数
化学コミュニケーション賞 3件以内
(そのほかに状況に応じて若干数の審査員特別賞を予定)
表彰方法
(1)賞記および副賞をもって表彰します。なお、表彰式は2025年3月4日(火)午後に予定しています(受賞者による簡単な業績紹介を予定)。
(2)受賞者およびその業績は、日本化学連合のホームページならびに化学工業日報において公表、掲載します。
応募要領
(1) 自薦または他薦によります。
(2) 応募提出資料
① 化学コミュニケーション賞応募・推薦書
概要(背景、主要業績、意義など)応募用紙記入欄0.5頁以内
業績の内容(応募用紙記入欄1.5頁以内、図表を含む)
② 必要に応じて、業績を記載した資料3点以内、DVDなどの記録媒体の添付も可とします。
化学コミュニケーション賞の応募・推薦書の記入用紙は、下記よりダウンロードしてください。
https://www.jucst.org/
(3)応募期間:2024年10月1日~2024年12月10日(当日消印有効)
(4)応募書類の提出方法および問合せ先
応募書類はPDFに変換して電子メールの添付ファイルとして提出してください。DVDなどの記録媒体を添付する場合は、応募期間内に郵送してください。
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台1-5 化学会館3F
(一社)日本化学連合事務局 化学コミュニケーション賞係
E-mail: secretariat@jucst.org
選考方法
有識者からなる選考委員会を日本化学連合内に設けて選考します。
個人情報
応募に当たって得られた個人情報は、結果の公表、通知に限って使用させていただきます。
主催など
主催: (一社)日本化学連合
共催(予定):(株)化学工業日報社、(一社)化学情報協会
後援(予定):(国研)科学技術振興機構、(公社)新化学技術推進協会、(一社)日本サイエンスコミュニケーション協会、(株)化学同人
協力(予定): Chem-Station
日本化学連合に加盟している13学協会
(公社)化学工学会、クロマトグラフィー科学会、(公社)高分子学会、(一社)触媒学会、(公社)石油学会、(一社)繊維学会、(一社)日本エネルギー学会、(公社)日本化学会、(一社)日本ゼオライト学会、(公社)日本セラミックス協会、(一社)日本地球化学会、(一社)日本膜学会、(公社)日本薬学会