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会告

第23回日本蛋白質科学年会 企画ワークショップ『反応化学の目からタンパク質を理解し、制御する』

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梅雨時のジメジメした気候になると思いきや、意外とあまり雨が降らず、拍子抜けの日々を過ごしていますが皆さん如何お過ごしでしょうか。

学術変革領域(B)「糖化学ノックイン」は、7/7-9・名古屋国際会議場にて開催される第23回日本蛋白質科学年会にて、企画ワークショップを開催します!学術変革領域(B)「人工翻訳後修飾(neo-PTMs)」との共催により、合成化学・反応化学の目線からタンパク質を眺める話題を提供いただける、様々な講師陣からご講演いただきます。領域外からの講演者として、信州大学農学部・大神田淳子先生をご招待しています。

開催日時は2023年7月6日(木) 16:00~18:30です。是非お誘い合わせのうえご参加をお願い致します!

ワークショップ WS-12『反応化学の目からタンパク質を理解し、制御する』

【企画概要】

蛋白質は生命系や自然界に見られる大部分の機能を担う。多彩な技術によってその構造 / 機能が詳らかにされてきたが、反応化学に基づく技術は、動的機能の解析・調節、生命系への介入法などを新たな視点で実現しうる。本 WS では、学術変革B「糖化学ノックイン」「neo-PTMs」の共催企画として、合成化学・反応化学を基盤とする技術創製から蛋白質科学に新たな発展を目指す先端研究を進める講師を招待して議論する。

【日時】

2023年7月6日(木) 16:00~18:30

【会場】

C会場(431+432)
プログラム(PDF)はこちら

【講演者】
  • [16:00] はじめに 生長幸之助 (産総研・触媒センター)
  • [16:05] 14-3-3と翻訳後リン酸化修飾が介在するたんぱく質間相互作用の解明に向けた分子戦略 大神田淳子 (信州大・農)
  • [16:45] ラベル化ケミストリーによる膜タンパク質の多重局在の可視化 堀雄一郎 (九大・理・化)
  • [17:10] 合成コファクターが明らかにしたタンパク質His残基メチル化修飾 島津忠広 (理研・CPR)
  • [17:35] タンパク質の化学アップグレード法 生長幸之助 (産総研・触媒センター)
  • [18:00] 化学触媒による細胞内ヒストンタンパク質の化学修飾と応用 山次健三 (千葉大・薬)
  • [18:25] おわりに 山次健三 (千葉大学)
【オーガナイザー】

生長 幸之助(産総研、学変B「糖化学ノックイン」領域代表)
山次 健三(千葉大学、学変B「neo-PTMs」領域代表)

【問合先】

産業技術総合研究所・触媒化学融合研究センター
生長 幸之助 (E-mail: k.oisaki@aist.go.jp)

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糖化学ノックイン

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2021年度科学研究費助成事業 学術変革領域研究(B)「糖化学ノックイン」の広報アカウントです。生体分子現象の一つ「糖タンパク質の膜動態」にフォーカスし、生命系を理解し制御するための新たな反応化学技術「ケミカルノックイン」の確立を目指しています。
領域ホームページ:https://glycan-chemical-knockin.com/

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