[スポンサーリンク]

ケムステしごと

株式会社ナード研究所ってどんな会社?

[スポンサーリンク]

 

株式会社ナード研究所(NARD)は、化学物質の受託合成、受託製造、受託研究を通じて、研究開発の課題解決に貢献する企業です。医薬品、有機EL材料、有機半導体、電池材料、プロセスデザイン、ドラッグデザインなど、幅広い分野における研究開発で数多くの実績を上げています。

受託研究のパイオニアとして、化学と向き合い半世紀。

NARDの創業は、1972年。アウトソーシングという概念がまだ世に浸透していなかった時代に、化学分野の研究を受託するという新しいビジネスモデルを立ち上げ、その道のパイオニアとして活動を展開して今年で創立50周年を迎えました。50年というと、20歳の駆け出しの研究員が、70歳の「大御所」と呼ばれるようになるほどの長い期間です。

この50年間、重工業から自動車、半導体、バイオ、医薬品、と化学技術のトレンドはめまぐるしく移り変わってきましたが、私たちは常にその最先端で、裏方としてお客様とともに化学研究を進めてきました。当初より揺るぎないNARDの独自性は、研究者としてどんな難しいご要望にもチャレンジ精神をもってお応えする姿勢にあります。そうして築いてきたお客様とのパートナーシップは、受託という枠におさまりません。ときに立ちふさがる予期せぬアクシデントも、お客様との強い絆があったからこそ、乗り越えることができたといえます。
これからも、お客様に喜んでいただける受託研究の形はどのようなものか、求められるパートナー像はどうあるべきなのかを考えながら、たゆまずに研鑽を続け、化学分野の発展を加速させてまいります。

 

「技術に確認します」という言葉はありません。

NARDに在籍する研究員は、100名以上。その一人ひとりが自ら担当者となり、直接お客様の声を聞き課題を共有しながら、スピーディーに研究を進めています。実際に実験をしている者がやり取りすることで、微妙なニュアンスや手順書に現れないノウハウなどをきめ細かくお伝えすることができるので、スムーズかつフレキシブルな研究の進行が可能です。
また、自社内に様々な分析機器を保有しているため、分析結果を確認しながら実験の進め方をタイムリーに調整することができます。

・高品質・高純度の化合物が欲しい
・欲しい構造はわかっているが、販売されていない
・量産のため、もっと大量の原料が欲しい
・そもそも製造方法がわからない

…などなど、お客様のご要望は多種多様。さらに研究開発にも、かつてないほどスピードが求められる今、どんなご要望にも迅速に対応できるのがNARDの強みです。

 

「受託研究」の真価とは?-イノベーションの裏にNARDあり!

お客様がNARDに受託研究を依頼される理由には、様々なものがあります。

・競争に勝つために1日でも早く結果が欲しい
・新規分野に踏み出して行きたいけれど、知見が少なくて難しい
・素晴らしいアイデアはあるのに、設備がなくて形にできない・・

「〇〇のことなら、あの人に相談してみたらいいよ」と言われる人が、職場に一人はいるはず。その人に手伝ってもらえば、なぜか難しいハードルもクリアできてしまう。
化学業界における、そういった「頼れるサポート役」をNARDは担っています。

研究者の想いに寄り添い、イノベーションの実現を手助けするのが我々の使命なのです。
化学の未来を変えるアイデアやサービスの芽が育つよう、裏側からお客様をしっかりサポートしています。

お客様が「持っているもの」とNARDの提供するものが出逢って生まれるイノベーション。

 

ナード研究所の基本情報

会社名 株式会社ナード研究所 (NARD INSTITUTE, LTD.)
事業所 ・本社/兵庫県尼崎市西長洲町2-6-1
・神戸研究所/兵庫県神戸市中央区港島南町5-4-1
・堺工場/大阪府堺市西区築港新町3-6-3
事業内容 「ファインケミカル合成」「機能性材料の開発」など、
有機化学分野における研究・開発の「受託」「提案」
「技術コーディネート」および製造。※有機、無機、金属、ナノ複合材料から、医薬・製薬分野に
おけるプロセスデザイン、ドラッグデザインまで、
幅広い分野の研究開発で数多くの実績をつくっています。
設立/創立 1972(昭和47)年3月14日
資本金 100百万円
売上高 44億円(2022年度実績)
従業員数 145名(2022年12月末現在)
ホームページ https://www.nard.co.jp/
50周年記念サイトもございます。是非ご覧ください。
https://www.nard.co.jp/nardism/

関連記事

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 電気化学と金属触媒をあわせ用いてアルケンのジアジド化を制す
  2. 3.11 14:46 ②
  3. 2013年(第29回)日本国際賞 受賞記念講演会
  4. エステルからエステルをつくる
  5. 化学者だって数学するっつーの! :シュレディンガー方程式と複素数…
  6. MFCA -環境調和の指標、負のコストの見える化-
  7. Pallambins A-Dの不斉全合成
  8. OMCOS19に参加しよう!

注目情報

ピックアップ記事

  1. 世界最高の耐久性を示すプロパン脱水素触媒
  2. 米デュポン株、来年急上昇する可能性
  3. ブラックマネーに御用心
  4. ADEKAとAGCが女優出演の新作CMを放映
  5. ナノってなんナノ?~日本発の極小材料を集めてみました~
  6. 原田 明 Akira Harada
  7. ハメット則
  8. 第37回「トリプレットでないと達成できない機能を目指して」楊井 伸浩 准教授
  9. NMR解析ソフト。まとめてみた。①
  10. 生涯最高の失敗

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2023年3月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

注目情報

最新記事

有機合成化学協会誌2024年12月号:パラジウム-ヒドロキシ基含有ホスフィン触媒・元素多様化・縮環型天然物・求電子的シアノ化・オリゴペプチド合成

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2024年12月号がオンライン公開されています。…

「MI×データ科学」コース ~データ科学・AI・量子技術を利用した材料研究の新潮流~

 開講期間 2025年1月8日(水)、9日(木)、15日(水)、16日(木) 計4日間申込みはこ…

余裕でドラフトに収まるビュッヒ史上最小 ロータリーエバポレーターR-80シリーズ

高性能のロータリーエバポレーターで、効率良く研究を進めたい。けれど設置スペースに限りがあり購入を諦め…

有機ホウ素化合物の「安定性」と「反応性」を両立した新しい鈴木–宮浦クロスカップリング反応の開発

第 635 回のスポットライトリサーチは、広島大学大学院・先進理工系科学研究科 博士…

植物繊維を叩いてアンモニアをつくろう ~メカノケミカル窒素固定新合成法~

Tshozoです。今回また興味深い、農業や資源問題の解決の突破口になり得る窒素固定方法がNatu…

自己実現を模索した50代のキャリア選択。「やりたいこと」が年収を上回った瞬間

50歳前後は、会社員にとってキャリアの大きな節目となります。定年までの道筋を見据えて、現職に留まるべ…

イグノーベル賞2024振り返り

ノーベル賞も発表されており、イグノーベル賞の紹介は今更かもしれませんが紹介記事を作成しました。 …

亜鉛–ヒドリド種を持つ金属–有機構造体による高温での二酸化炭素回収

亜鉛–ヒドリド部位を持つ金属–有機構造体 (metal–organic frameworks; MO…

求人は増えているのになぜ?「転職先が決まらない人」に共通する行動パターンとは?

転職市場が活発に動いている中でも、なかなか転職先が決まらない人がいるのはなぜでしょう…

三脚型トリプチセン超分子足場を用いて一重項分裂を促進する配置へとペンタセンクロモフォアを集合化させることに成功

第634回のスポットライトリサーチは、 東京科学大学 物質理工学院(福島研究室)博士課程後期3年の福…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP