分子科学研究所は、日本の分子科学の中核的研究拠点として1975年に愛知県岡崎市に設立された大学共同利用機関です。全国の大学からの利用を見込んだ最先端の設備を擁するとともに、化学・物理・生命にまたがる幅広い分野を「分子科学」の観点で開拓する第一線の研究者たちが在籍し、日々研究に取り組んでいます。
分子科学研究所には国立大学法人 総合研究大学院大学の分子科学コースが置かれており、大学院教育を行っています。潤沢な研究リソースや大学院生全員へのリサーチアシスタント給与制度など、学生が研究に思いっきり打ち込むには理想的な環境です。
進学を検討している学生や分子科学に興味のある学生を対象に、大学院説明会・体験入学説明会を開催します。幅広い学生のみなさんの参加をお待ちしてます。
■概要
開催日時:2023年1月6日(金)16時~17時
申込締切日時:2023年1月5日(金)16時
開催方法:zoomを使ったオンライン形式
詳細URL:https://www.ims.ac.jp/education/event.html
参加登録フォーム:https://registration.ims.ac.jp/taikeninfo2022_ver2/
プログラム:
16:00-16:15 分子研・総研大 概要説明
16:15-16:30 体験入学案内
16:30-17:00 座談会
■分子研の研究
最近の研究成果がChem-Stationのスポットライトリサーチで紹介されています。
三角形ラジカルを使って発光性2次元ハニカムスピン格子構造を組み立てる(分子科学研究所 草本哲郎准教授ら)
100兆分の1秒の極短パルスレーザー光で「化学結合誕生の瞬間」を捉える(分子科学研究所 倉持光准教授ら)
全フッ素化カーボンナノリングの合成(分子科学研究所 瀬川泰知准教授、名古屋大学 伊丹健一郎教授ら)
■関連動画
分子科学研究所2021一般公開
■関連書籍
アト秒科学: 1京分の1秒スケールの超高速現象を光で観測・制御する