[スポンサーリンク]

ケムステVシンポ

第三回 ケムステVシンポ「若手化学者、海外経験を語る」を開催します!

[スポンサーリンク]

動画を編集し公開しました(6月9日)。講演動画はこちら(ケムステチャンネルへの登録をよろしくお願いいたします)。

先週に引き続き自宅待機をされている方が多いと思います.ASAPも教科書も読み終わってしまったケムステ読者の皆さんは遊びにも旅行にもいけずフラストレーションが溜まっているでしょう.

第二回もまだ終わっていないですが、ケムステVシンポ,続けて第三回を開催します!第三のテーマは海外で経験を積んだ新進気鋭の若手特集です.

第二回を企画中の段階から並行して準備が進められ,今回もスピーカーの皆様からはすぐさま快諾をいただきました.これほどのスピード感を以ってすると企画側としてはこれからのシンポジウムのあり方を考えさせられますね.

また今回も講演会後の座談会を企画しております.海外での研究の様子に興味がある学生•PDの方はこの機会に進路相談をしてみてはいかがでしょう?

【2020/5/27追記】本シンポジウムは盛況のうちに終了いたしました(参加登録者1056名)。開催報告はこちら

実施概要

第三回ケムステVシンポジウム
「若手化学者、海外経験を語る」

日時:2020年5月23日(土)午前10:00〜
会場:オンライン(講演者はZoom使用・ YouTubeライブの限定URL配信(URLは開催前日および直前に配布)、2週間程度の限定公開は予定していますので、申し込みさえしていればリアルタイムでなくても視聴可能です。)
定員:先着 4000名(途中参加・途中退出自由)
言語:日本語
主催:Chem-Station
協賛:東京化成工業株式会社
参加登録:Connpassイベントページで行ってください・開始15分前まで受付利用ガイドはこちら

参加登録はこちら

参加費:無料
Twitterハッシュタグ:#ケムステVシンポ #海外若手

タイムテーブルの目安:
10:00 – 開会のあいさつ
10:05 – イントロダクションと講師の方々の紹介
10:10 – 講演1
10:40 – 講演2
11:10 – 講演3
11:40 – 休憩
11:45 – パネルディスカッション
12:15 – 閉会のあいさつ、解散

*この後12:15 – 13:15で、希望する学生・PDの方に対しては、人数限定で講演者の皆様との座談会のイベントも用意しています。ConnPass上で別イベントとしてページを作っていますので、抽選希望者は別途こちらから応募してください。

講演者(敬称略):

【講演1】

菊池 智佳 さん(Scripps Research Paulson研 院生)
「(Chemical) Glycobiology 博士課程留学」

【講演2】

辻 信弥 先生(北海道大学・ICReDD Co-PI (リストグループ))
「ドイツで博士号を取得してみた」

【講演3】

嘉部 量太 先生(OIST・有機光エレクトロニクスユニット 准教授)
「国内留学(OIST)という選択肢」

[形式等、留意事項]

・前回と同様,講演者方のスライドをZoomで画面共有し,YouTube Liveで配信する形式で講演を行っていただきます.

・質疑応答はYouTubeのチャットで行う予定です.時間的制約があるので全ての質問は拾えませんが,ケムステスタッフがモデレータとして講演者に講演後に伝えていく形で執り行っていきます.

今回のテーマは「海外」です.グローバル化がしきりに騒がれる現代ですが,その実態を知る機会はなかなかありません.研究する国は違えどケムステ読者皆化学者,普段会えない場所にいる化学者と繋がれるのはオンラインならでは醍醐味です.今回,現地滞在中の大学院生と海外から日本へ帰国された日本人PIの3名がそれぞれ違った視点で現地での研究と体験を話してくださいます.また,第三回は講演の後にパネルディスカッションの時間を設けます.講演内容に対する質問ももちろん,それぞれの国の研究スタイル,暮らし,予算事情,進路相談など広く質問を受け付けてくださいます.海外での研究の様子に興味がある方にとっては、貴重な生の情報が聞ける機会です.

本シンポジウムで講演していただけることになった三方は過ごした(お住まいの)国がアメリカ,ドイツとどちらも化学のフロンティアを走る大国です.国や地域によってどのような違いがあるのか?多角的な話が聞けることが期待できます.

講演者を交えた座談会イベントもパネルディスカッション後に用意してあります.講演会は誰でも参加できますが、座談会イベントは人数の都合上「学生・PD限定」とさせて頂きます.海外での研究の様子に興味がある人,進路相談がしたい人,何となく講演者と話してみたい人,みんなでいろいろ話しましょう.参加希望者は、講演会とは別途参加申し込みをお願いします.

時差問題を乗り越えて快く講演に応じてくださった講演者の皆様に感謝です.皆さんもお誘い合わせの上,参加・聴講のほどよろしくお願いいたします!

参加登録はこちら

協賛企業(東京化成工業)からのお知らせ

  • 弊社では,アメリカ・ヨーロッパ・中国・インドに拠点を持って,世界に試薬を販売しています。
    日本国外でTCI製品をご購入されたい際は,弊社の各拠点にご連絡ください。 https://bit.ly/2Z6OVTR
    中国・インドを除くアジア・パシフィック地域におけるご購入の場合は,弊社代理店をご紹介しています。 https://bit.ly/2X1ZXHq

お願い:本Vシンポは協賛企業の支援を受けて完全無料で運営しています。ぜひ協賛企業のウェブサイトを訪問してください。

今回の講演者の関連リンク

菊池智佳
辻 信弥
嘉部 量太

関連記事

  1. フラスコ内でタンパクが連続的に進化する
  2. ポンコツ博士の海外奮闘録XV ~博士,再現性を高める①~
  3. 花粉症の薬いまむかし -フェキソフェナジンとテルフェナジン-
  4. 付設展示会に行…けなくなっちゃった(泣)
  5. 【7月開催】第十回 マツモトファインケミカル技術セミナー   オ…
  6. タンパク質の定量法―ビューレット法 Protein Quanti…
  7. 創薬・医療分野セミナー受講者募集(Blockbuster TOK…
  8. ホウ素の力でイオンを見る!長波長光での観察を可能とするアニオンセ…

注目情報

ピックアップ記事

  1. バトフェナントロリン : Bathophenanthroline
  2. 味の素と元社員が和解 人工甘味料の特許訴訟
  3. TBSの「未来の起源」が熱い!
  4. 快適な研究環境を!実験イス試してみた
  5. カーボンナノチューブ量産技術を国際会議で発表へ
  6. 【21卒イベント】「化学系学生のための企業研究セミナー」 大阪1/17(金)・東京1/19(日)
  7. 合成化学者のための固体DNP-NMR
  8. 次世代の放射光施設で何が出来るでしょうか?
  9. 光学迷彩をまとう海洋生物―その仕組みに迫る
  10. β,β-ジフルオロホモアリルアルコールの合成

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2020年5月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

注目情報

最新記事

第23回次世代を担う有機化学シンポジウム

「若手研究者が口頭発表する機会や自由闊達にディスカッションする場を増やし、若手の研究活動をエンカレッ…

ペロブスカイト太陽電池開発におけるマテリアルズ・インフォマティクスの活用

持続可能な社会の実現に向けて、太陽電池は太陽光発電における中心的な要素として注目…

有機合成化学協会誌2025年3月号:チェーンウォーキング・カルコゲン結合・有機電解反応・ロタキサン・配位重合

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2025年3月号がオンラインで公開されています!…

CIPイノベーション共創プログラム「未来の医療を支えるバイオベンチャーの新たな戦略」

日本化学会第105春季年会(2025)で開催されるシンポジウムの一つに、CIPセッション「未来の医療…

OIST Science Challenge 2025 に参加しました

2025年3月15日から22日にかけて沖縄科学技術大学院大学 (OIST) にて開催された Scie…

ペーパークラフトで MOFをつくる

第650回のスポットライトリサーチには、化学コミュニケーション賞2024を受賞された、岡山理科大学 …

月岡温泉で硫黄泉の pH の影響について考えてみた 【化学者が行く温泉巡りの旅】

臭い温泉に入りたい! というわけで、硫黄系温泉を巡る旅の後編です。前回の記事では群馬県草津温泉をご紹…

二酸化マンガンの極小ナノサイズ化で次世代電池や触媒の性能を底上げ!

第649回のスポットライトリサーチは、東北大学大学院環境科学研究科(本間研究室)博士課程後期2年の飯…

日本薬学会第145年会 に参加しよう!

3月27日~29日、福岡国際会議場にて 「日本薬学会第145年会」 が開催されま…

TLC分析がもっと楽に、正確に! ~TLC分析がアナログからデジタルに

薄層クロマトグラフィーは分離手法の一つとして、お金をかけず、安価な方法として現在…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー