[スポンサーリンク]

ケムステしごと

「日産化学」ってどんな会社?

[スポンサーリンク]

―研究で未来を創る。

こんな世界にしたいと理想の姿を描き、実現のために必要なものをうみだす。

私たちは、ライフサイエンス・情報通信・環境エネルギーといった事業において、最先端の研究力で

未来創造に挑戦している会社です。

化学が、楽しくて仕方ない。

日産化学は、世の中にない新たな技術や製品を生み出すことにこだわっています。

その原動力を「研究開発」と位置づけ、積極的な研究開発への投資により、新技術・製品の創造に注力しています。それは、業界でもトップクラスの売上高研究開発費比率にも表れています。

また、実際に研究開発を担うのは“人”。研究開発に携わる社員には、“化学”が、実験が、楽しくて仕方ない人がたくさん集まっています。自由闊達な風土の中で、彼らは日々、新たな価値の創造に奮闘しています。

そうした日々の研究活動だけでなく、年に1度の『研究交流会』という社内のイベントでは、全研究領域の研究員が一堂に会し、それぞれの研究テーマについて熱く議論。まさしく社内の“学会発表”といった雰囲気の中、領域を超えたイノベーション創出の起点となっています。

こうした取り組みにより世の中にない新たな価値を生み出し続け、22.9%という高い営業利益率にもつながっています。

主要化学メーカーの中で長年トップを走り続ける研究開発費投資 ※日経225をメインとする21社(化学・繊維)のうち当社を除く平均

 

はてしない化学の物語をつむごう。

日産化学は、バイオテクノロジーの父・科学者の高峰譲吉、日本資本主義の父・渋沢栄一らが創業した、日本ではじめて化学肥料を生み出した企業です。130年以上の歴史を経た今も、創業者のパイオニア精神を受け継ぎ、新たな価値で未来をつくることを目指しています。

高い「精密有機合成力」を持つ物質科学研究所、「機能性高分子設計」や「微粒子制御」、「光制御」のノウハウを持つ材料科学研究所、「生物評価」に強い生物科学研究所。

これらの研究所が互いに協働し、ライフサイエンス・情報通信・環境エネルギーといった、これからの未来を変え、カタチづくるための事業を展開しています。。

日産化学は、これまでも、そしてこれからも、はてしない化学の物語をつむいでいきます。

上司部下などの立場を超え、それぞれが「研究者として、いち対等」です。

 

「自律と協働」の風土、日産化学らしさ。

自律した個人が領域やキャリアなどの壁を越えて協働し、ともに成し遂げる。日産化学は、「自律と協働」の風土を大切にしています。

この日産化学らしさを育む源泉に、人を育てる社風や制度があります。

セルフスタート研修では、「自分が何をすべきか、自ら考え実行していく」セルフスタート型人材の基盤を築くことを目的に、入社後2年間かけて「オリジナリティをもった企画提案及び実行」に取り組みます。研修を通して、一人ひとりに指導者や責任者、アドバイザーがつき、想いを形にできるよう継続して後押しします。自身の取り組みを論文にまとめ、発表の場では異なる専門性をもつ対象者同士で、活発に議論を行います。

多角的な視点を得ることで練磨されたアイディアが、その後の業務に大きく活かされていくことも少なくありません。

また、入社10年目までの若手社員たちが将来の日産化学のあるべき姿を考え、経営に提言を行った「2030年プロジェクト」。こうした取り組みを通して若い世代が積極的に発信できる機会があるのも日産化学の伝統です。

価値創造の源泉は“人”。人を育てる社風であり続けるための取り組みは続きます。

日産化学の基本情報

会社名 日産化学株式会社
本社所在地 東京都中央区日本橋二丁目5‐1
事業所
  • 【本社】東京
  • 【研究所】千葉、埼玉、富山
  • 【工場】千葉、埼玉、富山、愛知、山口
  • 【海外拠点】アメリカ、フランス、中国、韓国、台湾、ブラジル、インド
事業内容
  • 【ライフサイエンス】医薬、農薬、生体材料、動物用医薬品
  • 【情報通信】半導体材料、ディスプレイ材料、無機コロイド材料、光機能性材料
  • 【環境エネルギー】電池材料、環境発電材料、熱制御材料
  • 【基盤】化学品、ファインケミカル製品

の、開発、製造、販売。

創業 1887年(明治20年)
 資本金 189億円
 売上高 2,281億円(2022年度連結)
 従業員数 2,965名(2023年3月時点連結)
 ホームページ https://www.nissanchem.co.jp/saiyo/

2023年11月16日更新

関連記事

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. “CN7-“アニオン
  2. 有機合成化学協会誌2019年6月号:不斉ヘテロDiels-Ald…
  3. C–C, C–F, C–Nを切ってC–N, C–Fを繋げるβ-フ…
  4. 研究室でDIY!ELSD検出器を複数のLCシステムで使えるように…
  5. SPring-8って何?(初級編)
  6. Altmetric Score Top 100をふりかえる ~2…
  7. アリルC(Sp3)-H結合の直接的ヘテロアリール化
  8. フリーラジカルの祖は一体誰か?

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 大学院生が博士候補生になるまでの道のり【アメリカで Ph.D. を取る –Qualification Exam の巻 前編】
  2. カプロラクタム (caprolactam)
  3. ベン・デイヴィス Ben G. Davis
  4. π⊥ back bonding; 逆供与でπ結合が強くなる?!
  5. 分子間エネルギー移動を利用して、希土類錯体の発光をコントロール!
  6. 実践・化学英語リスニング(3)生化学編: 世界トップの化学者と競うために
  7. セライトのちょっとマニアックな話
  8. 笑う化学には福来たる
  9. クレアチン creatine 
  10. 美麗な元素のおもちゃ箱を貴方に―『世界で一番美しい元素図鑑』

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2019年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

注目情報

最新記事

分子は基板表面で「寝返り」をうつ!「一時停止」蒸着法で自発分極の制御自在

第613回のスポットライトリサーチは、千葉大学 石井久夫研究室の大原 正裕(おおはら まさひろ)さん…

GoodNotesに化学構造が書きやすいノートが新登場!その使用感はいかに?

みなさんは現在どのようなもので授業ノートを取っていますでしょうか。私が学生だったときには電子…

化学者のためのWordマクロ -Supporting Informationの作成作業効率化-

「化合物データの帰属チェックリスト、見やすいんですが、もっと使いやすくならないですか」ある日、ラ…

酢酸ウラニル(VI) –意外なところから見つかる放射性物質–

酢酸ウラニル(VI) (UO2(CH3COO)2·2H2O) はウラニル (二酸化ウ…

機械学習と計算化学を融合したデータ駆動的な反応選択性の解明

第612回のスポットライトリサーチは、横浜国立大学 大学院理工学府(五東研究室)博士課程後期1年の坂…

超塩基配位子が助けてくれる!銅触媒による四級炭素の構築

銅触媒による三級アルキルハライドとアニリン類とのC–Cクロスカップリングが開発された。高い電子供与性…

先端領域に携わりたいという秘めた思い。考えてもいなかったスタートアップに叶う場があった

研究職としてキャリアを重ねている方々の中には、スタートアップは企業規模が小さく不安定だからといった理…

励起パラジウム触媒でケトンを還元!ケチルラジカルの新たな発生法と反応への応用

第 611 回のスポットライトリサーチは、(前) 乙卯研究所 博士研究員、(現) 北海道大学 化学反…

“マブ” “ナブ” “チニブ” とかのはなし

Tshozoです。件のことからお薬について相変わらず色々と調べているのですが、その中で薬の名…

【著者に聞いてみた!】なぜ川中一輝はNH2基を有する超原子価ヨウ素試薬を世界で初めて作れたのか!?

世界初のNH2基含有超原子価ヨウ素試薬開発の裏側を探った原著論文Amino-λ3-iodan…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP