[スポンサーリンク]

一般的な話題

科学雑誌 Newton 2019年6月号は化学特集!

[スポンサーリンク]

みんな大好き科学雑誌Newtonの最新号は「化学」特集です。けっこうなページ数が割かれていたので久しぶりに紙の雑誌を買ってみました。

[amazonjs asin=”B07PKC8LQ6″ locale=”JP” title=”Newton(ニュートン) 2019年 06 月号 雑誌”]

「化学なんて私には無縁」。そう思っている人も,必ず化学の恩恵を受けている。 私たちの毎日を支えている,化学の不思議を楽しもう!

PART 1でキッチン。2で家電製品、3で暮らしと化学がどのように関わっているか特集されています。それぞれのパートで例えば、魚に塩をふる理由(浸透圧)、香りの正体(官能基)、燃料電池の仕組みなど解説されています。

ケムステ読者向けのちょっとまじめな例、P.45のシス・トランス体の解説

化学が苦手な人にとって化学式や構造は嫌われがちなイメージですが、この特集ではイラストで載っているためぱっと見でもわかりやすくなっています。主な対象としては高校生からこの春大学入学した学生あたりでしょうか。最新の研究内容が紹介されているわけではありませんが、「見る教科書」のキャッチコピー通り内容が広く網羅されています。

ケムステでも過去に「重曹でお掃除」の化学(その1その2)など身近な化学が紹介されていますが、基本的には文章メインの媒体です。雑誌ならパラパラめくっているだけでも頭に入ってくるでしょう。GW中の息抜きにながめてみてはいかがでしょうか?

Avatar photo

GEN

投稿者の記事一覧

大学JK->国研研究者。材料作ったり卓上CNCミリングマシンで器具作ったり装置カスタマイズしたり共働ロボットで遊んだりしています。ピース写真付インタビューが化学の高校教科書に掲載されました。

関連記事

  1. なぜ青色LEDがノーベル賞なのか?ー性能向上・量産化編
  2. タミフルの新規合成法・その2
  3. 化学のあるある誤変換
  4. ポンコツ博士の海外奮闘録XVIII ~博士,WBCを観る~
  5. 研究室の大掃除マニュアル
  6. ご注文は海外大学院ですか?〜準備編〜
  7. 多彩な蛍光を発する単一分子有機化合物をつくる
  8. 環サイズを選択できるジアミノ化

注目情報

ピックアップ記事

  1. ベン・シェンBen Shen
  2. ネニチェスク インドール合成 Nenitzescu Indole Synthesis
  3. 向山酸化還元縮合反応 Mukaiyama Redox Condensation
  4. センチメートルサイズで均一の有機分子薄膜をつくる!”シンプル イズ ザ ベスト”の極意
  5. EUのナノマテリアル監視機関が公式サイトをオープン
  6. 新課程視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録
  7. 医薬品の黄金世代到来?
  8. 分子で作る惑星、その名もナノサターン!
  9. 斬新な官能基変換を可能にするパラジウム触媒
  10. 日本薬学会第144回年会「有機合成化学の若い力」を開催します!

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2019年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

注目情報

最新記事

“試薬の安全な取り扱い”講習動画 のご紹介

日常の試験・研究活動でご使用いただいている試薬は、取り扱い方を誤ると重大な事故や被害を引き起こす原因…

ヤーン·テラー効果 Jahn–Teller effects

縮退した電子状態にある非線形の分子は通常不安定で、分子の対称性を落とすことで縮退を解いた構造が安定で…

鉄、助けてっ(Fe)!アルデヒドのエナンチオ選択的α-アミド化

鉄とキラルなエナミンの協働触媒を用いたアルデヒドのエナンチオ選択的α-アミド化が開発された。可視光照…

4種のエステルが密集したテルペノイド:ユーフォルビアロイドAの世界初の全合成

第637回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院薬学系研究科・天然物合成化学教室(井上将行教授主…

そこのB2N3、不対電子いらない?

ヘテロ原子のみから成る環(完全ヘテロ原子環)のπ非局在型ラジカル種の合成が達成された。ジボラトリアゾ…

経済産業省ってどんなところ? ~製造産業局・素材産業課・革新素材室における研究開発専門職について~

我が国の化学産業を維持・発展させていくためには、様々なルール作りや投資配分を行政レベルから考え、実施…

第51回ケムステVシンポ「光化学最前線2025」を開催します!

こんにちは、Spectol21です! 年末ですが、来年2025年二発目のケムステVシンポ、その名…

ケムステV年末ライブ2024を開催します!

2024年も残り一週間を切りました! 年末といえば、そう、ケムステV年末ライブ2024!! …

世界初の金属反応剤の単離!高いE選択性を示すWeinrebアミド型Horner–Wadsworth–Emmons反応の開発

第636回のスポットライトリサーチは、東京理科大学 理学部第一部(椎名研究室)の村田貴嗣 助教と博士…

2024 CAS Future Leaders Program 参加者インタビュー ~世界中の同世代の化学者たちとかけがえのない繋がりを作りたいと思いませんか?~

CAS Future Leaders プログラムとは、アメリカ化学会 (the American C…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP