[スポンサーリンク]

一般的な話題

Nature 創刊150周年記念シンポジウム:ポスター発表 募集中!

[スポンサーリンク]

本年、Nature 創刊150周年を迎えるそうです。150年といえば、明治時代が始まったばかり、北海道開拓の歴史とほぼ一緒ですね。そんなときから現在まで世界で特に権威のある学術雑誌として評されてきたは驚愕ですね。

さて、その創刊150周年迎えるにあたり、44東京大学にて、シンポジウムを開催するとのこと(シンポジウムの内容については、ウェブサイトで3月上旬の公開予定)。

そのイベントの一環として若手研究者向けにポスター発表を同時開催するらしいです。

ポスター発表のテーマは 

Your vision 「社会へ貢献するあなたの研究ビジョン」

どんなシンポジウム・ポスターセッションになるのか興味津々ですが、今回、そのポスター発表者を募集とのこと。対象は若手研究者。先生でも学生でも可能だそうです。日頃から、どれだけ自身の研究のアウトプットを意識しているかが試されるときですね。まずは、ご自身の研究が、将来社会にどのように影響を与えるかについての仮説と展望についての提案書を作成するのみ。応募もそんなに難しくないので(いくつか記入しなければならないものはありますが)ぜひ応募してみてはいかがでしょうか?

締切は3月4日の正午まで。応募は以下のURLからどうぞ。

募集要項

テーマ “Your vision” 「社会へ貢献するあなたの研究ビジョン」
開催日 2019年4月4日(木)午後1時~
場所 東京大学 安田講堂 回廊
応募資格 若手研究者(分野問わず、年齢制限なし)
ポスター内容 現在のご自身の研究が、将来、どのようにして、より良い、そして持続可能な社会へ貢献できるかについての仮説と展望を提示してください。オリジナルな発想、明確な議論、現実性、社会への潜在的な影響をもった研究ビジョンであることが評価のポイントになります。
上記に加え、持続可能な開発目標(SDGs)の17のゴールいずれかに直接的または間接的に結びついている、および、または高い学際性をもっているとなお望ましいです。
SDGsに関しては、こちらをご覧ください。
申込み 以下の内容を、英語で提案書(プロポーザル)としてまとめたうえで、Google Formにてご提出ください。

  • 研究ビジョンのタイトル:1行でご自身の研究のゴールを記してください。
  • 要約:ご自身が現在取り組んでいる研究を100 wordsでまとめ、将来に向けた研究のゴール、そしてそれをどのように達成するのかのアウトラインを200-300 wordsでまとめてください。
  • アクションプラン:上記で提案したご自身の研究のゴールを達成するための簡単なロードマップを箇条書きにして記載してください。ゴールを達成するための課題やそれらをどのように検証していくのか、いつまでに達成可能かの時間軸を掲載してください。
  • 社会への影響と学際性:どのSDGsおよび、または、学際領域に該当するか明記してください。
  • 応募者情報:経歴および業績リスト(CV)
応募フォーム
締切:2019年3月4日(月)正午

1人もしくは1チームにつき、申し込みは1件までとします。チームとして応募される場合は、全員のお名前を記したうえで、メインの著者がわかるようにしてください。

申込み締め切り 2019年3月4日(月)正午
ポスター提出 2019年3月15日(金)に、1次選考通知者にメールでご案内
2019年4月2日(火)正午までに、上記で提出した提案書に沿った内容のポスターのPDFデータ(英語)をシュプリンガー・ネイチャーあて(marketing@natureasia.com)に送付してください。
選考方法 Nature 編集部が、ノミネーションの1次選考を行います。
最終選考は、Nature 編集部および東京大学の教員が当日行います。
ポスター対象者 ポスターサイズはA1で、印刷したポスターをイベント当日の12時にご持参ください。基調講演のあとに30分間のポスターセッションを行います。

なお、ポスター賞の受賞者のみ、ポスター賞の授賞式のあと、ご自身のポスターで発表した研究ビジョンについて、1人7分間のプレゼンテーションを壇上にて行っていただきます。(当日スライドをご使用されたい方は、USBメモリースティックでスライドをご持参ください)。

Nature 賞 ― 1名
SDGs賞 ― 1名

* 賞状およびトロフィーを贈呈(予定)
* Nature ダイジェスト に、取材記事掲載(1/2ページx2名=1ページ)

備考 会場までの交通費は、自己負担となります。

ちなみに、Nature編集長Magdalena SkipperはじめNature編集部による選考です。さらに今回、イベントには、Magdalena, Nature物理科学分野のチーフエディター Karl Ziemelisも来日し、イベントに参加するそうですよ。なかなかNature編集長が日本を訪れることはないので、その意味でも記念のシンポジウムになりそうです。

締切は3月4日の正午まで。応募は以下のURLからどうぞ。

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 質量分析で使うRMS errorって?
  2. 陶磁器釉の構造入門-ケイ酸、アルカリ金属に注目-
  3. アイルランドに行ってきた②
  4. ナノの世界に朗報?!-コラニュレンのkg合成-
  5. 大学入試のあれこれ ①
  6. 電子1個の精度で触媒ナノ粒子の電荷量を計測
  7. The Journal of Unpublished Chemi…
  8. 【5月開催】第八回 マツモトファインケミカル技術セミナー 有機金…

注目情報

ピックアップ記事

  1. ペプチド修飾グラフェン電界効果トランジスタを用いた匂い分子の高感度センシング
  2. 「薬草、信じて使うこと」=自分に合ったものを選ぶ
  3. Pfizer JAK阻害薬tofacitinib承認勧告
  4. エイモス・B・スミス III Amos B. Smith III
  5. 天野 浩 Hiroshi Amano
  6. ヒストン脱アセチル化酵素8(HDAC8)選択的阻害剤
  7. 理系の海外大学院・研究留学記
  8. コンベス キノリン合成 Combes Quinoline Synthesis
  9. 三員環内外に三連続不斉中心を構築 –NHCによる亜鉛エノール化ホモエノラートの精密制御–
  10. DNAに人工塩基対を組み入れる

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2019年2月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728  

注目情報

最新記事

「MI×データ科学」コース ~データ科学・AI・量子技術を利用した材料研究の新潮流~

 開講期間 2025年1月8日(水)、9日(木)、15日(水)、16日(木) 計4日間申込みはこ…

余裕でドラフトに収まるビュッヒ史上最小 ロータリーエバポレーターR-80シリーズ

高性能のロータリーエバポレーターで、効率良く研究を進めたい。けれど設置スペースに限りがあり購入を諦め…

有機ホウ素化合物の「安定性」と「反応性」を両立した新しい鈴木–宮浦クロスカップリング反応の開発

第 635 回のスポットライトリサーチは、広島大学大学院・先進理工系科学研究科 博士…

植物繊維を叩いてアンモニアをつくろう ~メカノケミカル窒素固定新合成法~

Tshozoです。今回また興味深い、農業や資源問題の解決の突破口になり得る窒素固定方法がNatu…

自己実現を模索した50代のキャリア選択。「やりたいこと」が年収を上回った瞬間

50歳前後は、会社員にとってキャリアの大きな節目となります。定年までの道筋を見据えて、現職に留まるべ…

イグノーベル賞2024振り返り

ノーベル賞も発表されており、イグノーベル賞の紹介は今更かもしれませんが紹介記事を作成しました。 …

亜鉛–ヒドリド種を持つ金属–有機構造体による高温での二酸化炭素回収

亜鉛–ヒドリド部位を持つ金属–有機構造体 (metal–organic frameworks; MO…

求人は増えているのになぜ?「転職先が決まらない人」に共通する行動パターンとは?

転職市場が活発に動いている中でも、なかなか転職先が決まらない人がいるのはなぜでしょう…

三脚型トリプチセン超分子足場を用いて一重項分裂を促進する配置へとペンタセンクロモフォアを集合化させることに成功

第634回のスポットライトリサーチは、 東京科学大学 物質理工学院(福島研究室)博士課程後期3年の福…

2024年の化学企業グローバル・トップ50

グローバル・トップ50をケムステニュースで取り上げるのは定番になっておりましたが、今年は忙しくて発表…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP