[スポンサーリンク]

一般的な話題

ケムステイブニングミキサー2018ー報告

[スポンサーリンク]

3月20日から23日の日本化学会春季年会へ参加されたみなさまお疲れ様でした。
あいにく会場付近は連日雨天で非常に寒かったですが、会場ではたくさんの素晴らしい講演と熱い議論がなされていたことと思います。

ケムステでは例年通り、「付設展示会ケムステキャンペーン」と若手研究者のための「イブニングミキサー」で年会を盛り上げました。
また、山口代表がケムステの運営によって「日本化学会 化学教育賞」を受賞したこともあり、その受賞講演も行われました。

さて今年のイブニングミキサーですが、受付してくれた人数だけで160人強の若手研究者が集まり、盛況な会となることができました。
まずは来てくれたみなさんありがとうございます!
本記事ではその様子を簡単にレポートしたいと思います。

ミキサー代表の挨拶と玉尾先生の挨拶・乾杯

以前からお知らせがあった通り、今回から山口代表に代わってわたくしヤギがミキサー担当をさせていただきました。

例年山口代表がしていた挨拶の記憶を辿りつつ、なんとか開始挨拶。。。主に協賛企業の紹介だったのですが、超速すぎて協賛企業の方々すいません。
イブニングミキサーの主旨である「新しい友人を一人でも多くつくること」「若手研究者は論文1報より100人の友」(論文書かなくていいという意味ではない)を強調。
その後、ありがたいことにイブニングミキサー発案者である玉尾皓平先生が来てくださったので挨拶と乾杯の音頭をしていただきました。
5回目となった今回も、お忙しいなか来て頂いてありがとうございました!

歓談の時間

わたしは色々とテンパっていたため会場の様子は覚えていません。爆
でも我らが凄腕カメラマンである上田彩果さん(名大伊丹研B4)がバシバシ写真を撮ってくれていたので、データには残っていました。

研究室名ビンゴ

去年のイブニングミキサーはマグロの解体ショーで大盛り上がりでした!
私はマグロは用意できなかったのですが、何か友人づくりを促せる企画をと思い「研究室名ビンゴ」を企画しました。9つのマスに初めて挨拶した相手の研究室名を書いてもらい、ビンゴするという企画です。
スベっても決してくじけない強靭な精神力をもつことで有名な加藤健太くん(名大伊丹研D2)に司会進行をお願いし、元気よくビンゴを行うことができました。
また黒子的役割を天池一真博士(京大浜地研PD)に担ってもらい、スムーズに進行することができました。
ケムステで用意した居酒屋で使える食事券(10,000円・5000円・3000円)と協賛企業の方々に用意していただいたグッズを景品に用意しました。
(食事券は、イブニングミキサーでできた友人との飲み会とかに使ってくれるといいな〜と期待して準備したものです。
そんなに期待通りには使われなかったかもしれませんが笑、当たったひとたちが化学の繋がりのために使ってくれたことを密かに祈ります。)
協賛企業の方々には、ビンゴでしかもらえないグッズ等、趣向を凝らした景品をたくさん準備していただきました!本当にありがとうございました。
初めての企画でかかる時間が読めず、どうなることやらと心配していたのですが30分ほどで景品をさばくことに成功。ほっ。
まだ学生さんからの評価は聞いていないのですが、私以上の年代の方には好評だった気がします。笑
少しでも友人作りに貢献できてるといいなぁと思います。

特別付設展示会も盛り上がりました

本イブニングミキサーは協賛企業・団体の方々が特設の付設展示会を開催してくれました。協賛企業は以下の企業です。

化学情報協会・バイオタージジャパン・渡辺化学工業・島津製作所・東京化成工業・和光純薬(協賛のみ)・日本ビュッヒ

各企業が様々な展示やノベルティグッズの配布などを実施、会の盛り上がりをサポートしてくれました。

まとめ

今年のイブニングミキサーは、例年年会2日目のところを年会3日目、かつ様々な会と被ってしまったこともあり例年に比べて参加人数はやや少なめでしたが、
来てくれた方々の元気と熱気のおかげで大変盛り上がることができました!
食事も予想より残らず、お酒も捌ききることができほっとしました。
準備段階や本番のことを振り返ると、私自身、色々と反省点もあります。
来年はその反省点を活かし、よりパワーアップしたイブニングミキサーを開催できるよう頑張ります!
来年の日本化学会年会は2019年3月16日(土)から3月19日(火)に甲南大学 岡本キャンパスで開催されます。
来年度のイブニングミキサーは何日目になるか未定ですが、ぜひ楽しみにお待ちください!

最後に

本会はChem-Stationと日本化学会との共催企画です。企画をサポートしていただいた日本化学会とスタッフの皆様に深く御礼申し上げます。また、会場関係の準備で日本大学の学生アルバイトさんやファラデーホールの食事担当者の方々にご支援とご尽力いただきましたこと、心より御礼申し上げます。

以上、イブニングミキサーのレポートでした!それでは来年、甲南大学でまたお会いしましょう!

Avatar photo

めぐ

投稿者の記事一覧

博士(理学)。大学教員。娘の育児に奮闘しつつも、分子の世界に思いを馳せる日々。

関連記事

  1. 化学者のためのエレクトロニクス講座~めっきの原理編~
  2. 始めよう!3Dプリンターを使った実験器具DIY:3Dスキャナー活…
  3. MOFを用いることでポリアセンの合成に成功!
  4. NaHの水素原子の酸化数は?
  5. 共有結合性有機構造体(COF)の新規合成・薄膜化手法を開発
  6. 香りの化学4
  7. 世界の技術進歩を支える四国化成の「独創力」
  8. 薬剤師国家試験にチャレンジ!【有機化学編その1】

注目情報

ピックアップ記事

  1. エノラートのα-アルキル化反応 α-Alkylation of Enolate
  2. 窒素を直接 “消去” する分子骨格変換
  3. 角田 佳充 Yoshimitsu Kakuta
  4. タンニンでさび防ぐ効果 八王子の会社
  5. OPRD誌を日本プロセス化学会がジャック?
  6. 理研、119番以降の「新元素」実験開始へ 露と再び対決 ニホニウムに続く「連勝」狙う
  7. 有機合成者でもわかる結晶製品生産の最適化と晶析操作【終了】
  8. 低分子の3次元構造が簡単にわかる!MicroEDによる結晶構造解析
  9. マリンス有機化学(上)-学び手の視点から-
  10. ブラウザからの構造式検索で研究を加速しよう

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2018年3月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

注目情報

最新記事

MEDCHEM NEWS 34-1 号「創薬を支える計測・検出技術の最前線」

日本薬学会 医薬化学部会の部会誌 MEDCHEM NEWS より、新たにオープン…

医薬品設計における三次元性指標(Fsp³)の再評価

近年、医薬品開発において候補分子の三次元構造が注目されてきました。特に、2009年に発表された論文「…

AI分子生成の導入と基本手法の紹介

本記事では、AIや情報技術を用いた分子生成技術の有機分子設計における有用性や代表的手法について解説し…

第53回ケムステVシンポ「化学×イノベーション -女性研究者が拓く未来-」を開催します!

第53回ケムステVシンポの会告です!今回のVシンポは、若手女性研究者のコミュニティと起業支援…

Nature誌が発表!!2025年注目の7つの技術!!

こんにちは,熊葛です.毎年この時期にはNature誌で,その年注目の7つの技術について取り上げられま…

塩野義製薬:COVID-19治療薬”Ensitrelvir”の超特急製造開発秘話

新型コロナウイルス感染症は2023年5月に5類移行となり、昨年はこれまでの生活が…

コバルト触媒による多様な低分子骨格の構築を実現 –医薬品合成などへの応用に期待–

第 642回のスポットライトリサーチは、武蔵野大学薬学部薬化学研究室・講師の 重…

ヘム鉄を配位するシステイン残基を持たないシトクロムP450!?中には21番目のアミノ酸として知られるセレノシステインへと変異されているP450も発見!

こんにちは,熊葛です.今回は,一般的なP450で保存されているヘム鉄を配位するシステイン残基に,異な…

有機化学とタンパク質工学の知恵を駆使して、カリウムイオンが細胞内で赤く煌めくようにする

第 641 回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院理学系研究科化学専攻 生…

CO2 の排出はどのように削減できるか?【その1: CO2 の排出源について】

大気中の二酸化炭素を減らす取り組みとして、二酸化炭素回収·貯留 (CCS; Carbon dioxi…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー