[スポンサーリンク]

会告

MEXT-JST 元素戦略合同シンポジウム ~元素戦略研究の歩みと今後~

[スポンサーリンク]

元素戦略は平成19年より文部科学省・経済産業省が主導している国家戦略です。長いこと勢力的に研究活動を行っているからか、この名称もかなり定着していますね。

さて、CREST元素戦略(今年度で8年間プロジェクトが終了)と元素戦略<拠点形成型>(10年プロジェクトで、まだ4年間研究継続)の合同シンポジウムMEXT-JST 元素戦略合同シンポジウム ~元素戦略研究の歩みと今後~が2月20日東京で開催されるようです。内容をみると成果報告から拠点長講演や関連事業紹介まであり、元素戦略の歩みと今後を俯瞰してみることができそうです。大変忙しい時期ですが興味がある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

参加申し込みはこちら

シンポジウム概要

JST戦略的創造研究推進事業CREST「元素戦略を基軸とする物質・材料の革新的機能の創出」領域(平成22~29年度)の代表的な研究成果の紹介とともに、進行中の文部科学省「元素戦略プロジェクト<研究拠点形成型>」の研究紹介、および関連する事業の代表者による講演等を行い、元素戦略研究の今後の展開に対して多方面から議論します。

日時・場所・参加方法など

日時:2018年2月20日 13:00-18:00

場所:JPタワーホール (住所:東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 KITTE 4階)

参加申し込み方法:参加無料 専用フォームにて申し込み

シンポジウム内容

13:00〜 13:10 開催挨拶 (JST、文部科学省)

13:10〜 13:30 趣旨説明 玉尾 皓平 (CREST元素戦略研究総括/文科省元素戦略<拠点形成型>サブPD)

13:30〜 15:10 ◎ CREST「元素戦略」領域 研究成果報告 (代表5件)

座長:村井 眞二(CREST 元素戦略 領域アドバイザ)

  1. 「ダイヤモンド電極」 栄長 泰明
  2. 「鉄鋼の高機能化」 古原 忠
  3. 「元素間融合」 北川 宏
  4. 「均一系鉄触媒」 永島 英夫
  5. 「相対論的量子化学」 中井 浩巳

15:10〜 15:30 休 憩

15:30〜 16:50 ◎文部科学省 元素戦略<拠点形成型> 拠点長講演 座長:澤岡 昭(文部科学省 元素戦略<拠点形成型>PD)

  1. 「磁性材料拠点」 広沢 哲
  2. 「触媒・電池拠点」 田中 庸裕
  3. 「電子材料拠点」 細野 秀雄
  4. 「構造材料拠点」 落合 庄治郎(副拠点長)

16:50〜 17:35 ◎関連事業紹介 座長:中山 智弘(JST CRDS企画運営室室長/CREST元素戦略 領域アドバイザ)

  1. 「元素戦略プロジェクト<研究拠点形成型>/大型研究施設連携の取り組み」 高尾 正敏
  2. 「東北発 素材技術先導プロジェクト希少元素高効率抽出技術領域」 中村 崇(元研究代表者)
  3. 「SICORP『希少元素代替材料』領域」 黒田 一幸(元研究主幹)

17:35〜 17:50 将来展望 中山 智弘

17:50〜 18:00 閉会挨拶 玉尾 皓平

関連リンク

関連書籍

[amazonjs asin=”4478023379″ locale=”JP” title=”元素戦略 科学と産業に革命を起こす現代の錬金術”][amazonjs asin=”4759813713″ locale=”JP” title=”未来を拓く元素戦略―持続可能な社会を実現する化学 (CSJカレントレビュー)”]
Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 高分子材料におけるマテリアルズ・インフォマティクスの活用とは?
  2. ついに成功した人工光合成
  3. 光エネルギーによって二酸化炭素を変換する光触媒の開発
  4. 無水酢酸は麻薬の原料?
  5. ケムステイブニングミキサー2015を終えて
  6. 合成生物学を疾病治療に応用する
  7. 文具に凝るといふことを化学者もしてみむとてするなり⑲:Loupe…
  8. 最小のシクロデキストリンを組み上げる!

注目情報

ピックアップ記事

  1. ハイブリット触媒による不斉C–H官能基化
  2. 英語で授業/発表するときのいろは【アメリカで Ph.D. をとる: TA 奮闘記 その 1】
  3. 第九回ケムステVシンポジウム「サイコミ夏祭り」を開催します!
  4. 2007年度イグノーベル賞決定
  5. 書物から学ぶ有機化学 3
  6. セリ科植物に含まれる生理活性成分
  7. カール−ヘインツ・アルトマン Karl Heinz Altmann
  8. 有機合成化学協会誌2024年8月号:連続フロー合成・AI創薬・環状有機ケイ素化合物・カルボン酸α位修飾・触媒的還元的アミノ化
  9. ガッターマン・コッホ反応 Gattermann-Koch Reaction
  10. 松本和子氏がIUPACのVice Presidentに選出される

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2018年2月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728  

注目情報

最新記事

マイクロ波に少しでもご興味のある方へ まるっとマイクロ波セミナー 〜マイクロ波技術の基本からできることまで〜

プロセスの脱炭素化及び効率化のキーテクノロジーとして注目されている、電子レンジでおなじみの”マイクロ…

世界の技術進歩を支える四国化成の「独創力」

「独創力」を体現する四国化成の研究開発四国化成の開発部隊は、長年蓄積してきた有機…

四国化成ってどんな会社?

私たち四国化成ホールディングス株式会社は、企業理念「独創力」を掲げ、「有機合成技術」…

アザボリンはニ度異性化するっ!

1,2-アザボリンの光異性化により、ホウ素・窒素原子を含むベンズバレンの合成が達成された。本異性化は…

マティアス・クリストマン Mathias Christmann

マティアス・クリストマン(Mathias Christmann, 1972年10…

ケムステイブニングミキサー2025に参加しよう!

化学の研究者が1年に一度、一斉に集まる日本化学会春季年会。第105回となる今年は、3月26日(水…

有機合成化学協会誌2025年1月号:完全キャップ化メッセンジャーRNA・COVID-19経口治療薬・発光機能分子・感圧化学センサー・キュバンScaffold Editing

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2025年1月号がオンライン公開されています。…

配位子が酸化??触媒サイクルに参加!!

C(sp3)–Hヒドロキシ化に効果的に働く、ヘテロレプティックなルテニウム(II)触媒が報告された。…

精密質量計算の盲点:不正確なデータ提出を防ぐために

ご存じの通り、近年では化学の世界でもデータ駆動アプローチが重要視されています。高精度質量分析(HRM…

第71回「分子制御で楽しく固体化学を開拓する」林正太郎教授

第71回目の研究者インタビューです! 今回は第51回ケムステVシンポ「光化学最前線2025」の講演者…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP