[スポンサーリンク]

一般的な話題

留学せずに英語をマスターできるかやってみた(6年目)(留学後編)

[スポンサーリンク]

英語が苦手な研究者(30代)が、英語をマスターできるかやってみる企画物の6年目です。さて英語はマスターできたでしょうか?1年目2年目3年目4年目5年目の結果はこちら。科学とは関係ありませんのでご興味の無い方はスルーしてください。

“留学せずに”と銘打っておきながら1年間留学してしまったのですが、帰国後約1年経って英語力はどうなったでしょうか?

6年目の英語学習

6年目の勉強時間は162時間(このうちDVDの視聴56.5時間と読書8時間は留学中です)でした。1年目の勉強時間が648時間、2年目392時間、3年目116.5時間、4年目121時間、5年目315.5時間でしたので、やはりモチベーションの低下は否めません。勉強の内訳は以下のようになりました。

  • DVD 56.5時間
  • 文法 (English Grammar in use intermediate) 43.5時間
  • 単語 19.5時間
  • 読書 17.5時間
  • Youtube 13時間
  • 実践ビジネス英語 4.5時間
  • その他 7.5時間

留学後の勉強は主にEnglish Grammar in useを用いた文法の勉強で、他には単語、読書、動画視聴が多かったです。

1ヶ月ごとの勉強時間をグラフにしてみたところ(図1、61-72ヶ月目)、留学後半にDVDを見たり読書したりで勉強時間は多くなっていますが、帰国後は少なくなっています。

図1

また、これらの勉強とは別に、帰国後にToastmastersに参加していますが、そのスピーチの準備などにかかった時間(約20時間程度)は勉強時間に含めていません。

TOEIC

これらの勉強後、6年+17日目にTOEICの公開テストを受けたところ、

745点(リスニング385点、リーディング360点)

でした。

ということで、前回の700点(リスニング345点、リーディング355点)から45点上がりました。

以下はTOEICの得点の推移です。

図2

得点は3年目以降あまり変化が無く、受けた印象もリスニング、リーディングともに3年目以降あまり変わっていません。自信を持って答えられる問題と、全く分からない問題が混在しています。また、リーディングはいつも通り最後まで読めず、193問目からは適当にマークしました。

考察

ということで、留学後ということもありモチベーション低めでした。ただ、TOEIC対策をしなくてもある程度は得点が出ていると好意的に解釈し、せっかくなので英語が得意と言えるようになるべくがんばりたいと思っています。

あきらめるのは早い。勝つで。勝った方が100倍楽しいもんな。

関連書籍

[amazonjs asin=”1107539331″ locale=”JP” title=”English Grammar in Use Book with Answers and Interactive eBook: Self-Study Reference and Practice Book for Intermediate Learners of English”] [amazonjs asin=”4759815694″ locale=”JP” title=”実践・化学英語リスニング(2)有機化学編: 世界トップの化学者と競うために”] [amazonjs asin=”4759810595″ locale=”JP” title=”化学英語101―リスニングとスピーキングで効率的に学ぶ”] [amazonjs asin=”4758108420″ locale=”JP” title=”日本人研究者のための絶対できる英語プレゼンテーション”]
Avatar photo

ナカシマ

投稿者の記事一覧

化学と英語に関心があります。

関連記事

  1. 糸状菌から新たなフラボノイド生合成システムを発見
  2. 【書籍】『これから論文を書く若者のために』
  3. 2010年イグノーベル賞決定!
  4. 分子のねじれの強さを調節して分子運動を制御する
  5. LSD1阻害をトリガーとした二重機能型抗がん剤の開発
  6. 歯車クラッチを光と熱で制御する分子マシン
  7. 世界最高の活性を示すアンモニア合成触媒の開発
  8. エントロピーを表す記号はなぜSなのか

注目情報

ピックアップ記事

  1. エヴァンスアルドール反応 Evans Aldol Reaction
  2. 宇宙に輝く「鄒承魯星」、中国の生物化学の先駆者が小惑星の名前に
  3. アメリカ大学院留学:博士候補生になるための関門 Candidacy
  4. ゾル-ゲル変化を自ら繰り返すアメーバのような液体の人工合成
  5. 機械学習は、論文の流行をとらえているだけかもしれない:鈴木ー宮浦カップリングでのケーススタディ
  6. ケムステイブニングミキサー2017ー報告
  7. 低分子化合物の新しい合成法 コンビナトリアル生合成 生合成遺伝子の利用法 Total Synthesis vs Total Biosynthesis
  8. Independence Day
  9. NMR in Organometallic Chemistry
  10. 就職か進学かの分かれ道

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2017年4月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

注目情報

最新記事

植物由来アルカロイドライブラリーから新たな不斉有機触媒の発見

第632回のスポットライトリサーチは、千葉大学大学院医学薬学府(中分子化学研究室)博士課程後期3年の…

MEDCHEM NEWS 33-4 号「創薬人育成事業の活動報告」

日本薬学会 医薬化学部会の部会誌 MEDCHEM NEWS より、新たにオープン…

第49回ケムステVシンポ「触媒との掛け算で拡張・多様化する化学」を開催します!

第49回ケムステVシンポの会告を致します。2年前(32回)・昨年(41回)に引き続き、今年も…

【日産化学】新卒採用情報(2026卒)

―研究で未来を創る。こんな世界にしたいと理想の姿を描き、実現のために必要なものをうみだす。…

硫黄と別れてもリンカーが束縛する!曲がったπ共役分子の構築

紫外光による脱硫反応を利用することで、本来は平面であるはずのペリレンビスイミド骨格を歪ませることに成…

有機合成化学協会誌2024年11月号:英文特集号

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2024年11月号がオンライン公開されています。…

小型でも妥協なし!幅広い化合物をサチレーションフリーのELSDで検出

UV吸収のない化合物を精製する際、一定量でフラクションをすべて収集し、TLCで呈色試…

第48回ケムステVシンポ「ペプチド創薬のフロントランナーズ」を開催します!

いよいよ本年もあと僅かとなって参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。冬…

3つのラジカルを自由自在!アルケンのアリール–アルキル化反応

アルケンの位置選択的なアリール–アルキル化反応が報告された。ラジカルソーティングを用いた三種類のラジ…

【日産化学 26卒/Zoomウェビナー配信!】START your ChemiSTORY あなたの化学をさがす 研究職限定 キャリアマッチングLIVE

3日間で10領域の研究職社員がプレゼンテーション!日産化学の全研究領域を公開する、研…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP