[スポンサーリンク]

キャンペーン

シュプリンガー・ネイチャーが3つの特設ページを公開中!

[スポンサーリンク]

さて、もう新学期も間近。シュプリンガー・ネイチャーから春の3つの特設ページオープンと無料ダウンロードキャンペーン情報が入ってきましたのでお知らせいたします。

分析化学分野ハイライト

まずは、分析化学分野の特設サイト。トップに2016 ABC Best Award受賞に関するお知らせがあります。ABCとはAnalytical and Bioanalytical Chemistry誌のことで、今年の受賞者が顔写真つきで紹介されています。対象は大学院生のようなので次回はぜひ応募してみては?

2016 ABC Best Award受賞者

メインコンテンツは論文の期間限定フリーアクセス。8つの分析化学関連ジャーナルから最もダウンロードされた論文48本が全論文フリーアクセスとなっています(2017年4月15日まで)。

最もダウンロードされた人気の論文なので、関連分野の方は必読を。それ以外にも編集者推薦の新書・最も読まれている書籍などの紹介もあります。

 

材料科学分野ハイライト

材料科学分野の化学関連特設サイト。

トップにはハンブルグ大学Prof. Patrick Théatoのインタビュー記事。

Prof. Patrick Théato

Advances in Polymer ScienceシリーズのMulti-Component and Sequential Reactions in Polymer Synthesisのeditorです。

[amazonjs asin=”B01149RWA6″ locale=”JP” title=”Multi-Component and Sequential Reactions in Polymer Synthesis (Advances in Polymer Science)”]

こちらもメインコンテンツは論文の期間限定フリーアクセス。

関連ジャーナル4誌から最もダウンロードされた論文28本のフルテキストへのフリーアクセス・ダウンロード可能となっています(2017年4月30日まで)。同様に、編集者一押しの新書や最も読まれている書籍の記載もあるので合わせて御覧ください。

 

化学分野全体のハイライト

最後は、Pringer Chemistry30本の特集号を一堂にまとめたウエブページを公開中です。3月に亡くなられたノーベル化学賞受賞者George A. Olah教授の特集号(ご存命中にこの特集を編纂しており、完成後出版直前に亡くなられたとのことです)も掲載されています(2017年5月25日まで)。

また、人気のTopics in Current Chemistryも4冊分のみフリーアクセス中です。私も一章分執筆した「Ni- and Fe-Based Cross-Coupling Reactions」も全論文フリーアクセスになっています。私の大学ではシュプリンガーの「書籍」はすべてダウンロード可能なのですが、Topics in Current Chemistryはジャーナルになってしまったのでみれません(自分の書いたものも書籍版しかみれませんでした苦笑)。この機会にぜひ御覧ください。

というわけで、3つの特設サイトを紹介しました。新学期も間近で忙しいかもしれませんので、ダウンロードしておいてあとでゆっくり読むのが良いと思います。

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 「有機合成と生化学を組み合わせた統合的研究」スイス連邦工科大学チ…
  2. ナノの世界に朗報?!-コラニュレンのkg合成-
  3. DOWとはどんな会社?-1
  4. 光化学と私たちの生活そして未来技術へ
  5. 特長のある豊富な設備:ライトケミカル工業
  6. なんと!アルカリ金属触媒で進む直接シリル化反応
  7. 【4月開催】 【第二期 マツモトファインケミカル技術セミナー開催…
  8. 3Dプリンタとシェールガスとポリ乳酸と

注目情報

ピックアップ記事

  1. アステラス製薬、抗うつ剤の社会不安障害での効能・効果取得
  2. 環歪みを細胞取り込みに活かす
  3. 乙卯研究所 研究員募集 2023年度【第二弾】
  4. フレデリック・キッピング Frederic Stanley Kipping
  5. PL法 ? ものづくりの担い手として知っておきたい法律
  6. 第4回CSJ化学フェスタに参加してきました!
  7. ロジャー・チェン Roger Y. Tsien
  8. 「日産化学」ってどんな会社?
  9. ヴァレリー・フォキン Valery V. Fokin
  10. 有機合成化学協会誌2018年1月号:光学活性イミダゾリジン含有ピンサー金属錯体・直截カルコゲン化・インジウム触媒・曲面π構造・タンパク質チオエステル合成

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2017年3月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

注目情報

最新記事

有機合成化学協会誌2024年12月号:パラジウム-ヒドロキシ基含有ホスフィン触媒・元素多様化・縮環型天然物・求電子的シアノ化・オリゴペプチド合成

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2024年12月号がオンライン公開されています。…

「MI×データ科学」コース ~データ科学・AI・量子技術を利用した材料研究の新潮流~

 開講期間 2025年1月8日(水)、9日(木)、15日(水)、16日(木) 計4日間申込みはこ…

余裕でドラフトに収まるビュッヒ史上最小 ロータリーエバポレーターR-80シリーズ

高性能のロータリーエバポレーターで、効率良く研究を進めたい。けれど設置スペースに限りがあり購入を諦め…

有機ホウ素化合物の「安定性」と「反応性」を両立した新しい鈴木–宮浦クロスカップリング反応の開発

第 635 回のスポットライトリサーチは、広島大学大学院・先進理工系科学研究科 博士…

植物繊維を叩いてアンモニアをつくろう ~メカノケミカル窒素固定新合成法~

Tshozoです。今回また興味深い、農業や資源問題の解決の突破口になり得る窒素固定方法がNatu…

自己実現を模索した50代のキャリア選択。「やりたいこと」が年収を上回った瞬間

50歳前後は、会社員にとってキャリアの大きな節目となります。定年までの道筋を見据えて、現職に留まるべ…

イグノーベル賞2024振り返り

ノーベル賞も発表されており、イグノーベル賞の紹介は今更かもしれませんが紹介記事を作成しました。 …

亜鉛–ヒドリド種を持つ金属–有機構造体による高温での二酸化炭素回収

亜鉛–ヒドリド部位を持つ金属–有機構造体 (metal–organic frameworks; MO…

求人は増えているのになぜ?「転職先が決まらない人」に共通する行動パターンとは?

転職市場が活発に動いている中でも、なかなか転職先が決まらない人がいるのはなぜでしょう…

三脚型トリプチセン超分子足場を用いて一重項分裂を促進する配置へとペンタセンクロモフォアを集合化させることに成功

第634回のスポットライトリサーチは、 東京科学大学 物質理工学院(福島研究室)博士課程後期3年の福…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP