以前紹介した、論文を執筆・出版を学ぶポータルサイトエディテージ・インサイト(Editage Insights)から役立つよりすぐりの10個の記事を紹介します。ケムステを含む他のサイトの関連記事も含めて是非チェックしてみてください。
不正行為の罪を負った科学者は名誉を回復できるのか ?
日本でもSTAP細胞をめぐっての研究不正が話題となりましたが、近年、世界的に科学研究における不正行為の数が劇的に増えています。なんとアメリカでは不正行為が発覚した科学者の更正プログラムもあるようです。[続きはこちら]
関連記事
- 不正の告発??:化学者のつぶやき
- 捏造は研究室の中だけの問題か?:化学者のつぶやき
- 博士号とは何だったのか - 早稲田ディプロマミル事件? :化学者のつぶやき
- 論文不正は何故起きるのか、論文の不正を撲滅、解決する方法とは: 随意契約.com
- 「研究活動の不正行為への対応のガイドライン」の見直し・運用改善等に関する協力者会議(第6回) 議事要旨:文部科学省
査読コメントへの返答でやっていいこと、だめなこと
研究者の方でお困りの方も多いと思いますが、査読コメントに対処するのは、ベテラン著者であっても困難な仕事です。果たして、コメントへの返答で”やっていいこと”と”だめなこと”とは?[続きはこちら]
関連記事
査読は本当に効果があるか?120本の撤回論文の事例
査読プロセスを経た論文は、掲載前に専門家によるスクリーニングをうけた質の高い論文と考えられるのが一般的です。それにもかかわらず、この査読プロセスは、さまざまな立場から批判もされてきたようです。120本の撤回論文の事例をあげてその背景に迫ります![続きはこちら]
関連記事
- STAP細胞問題から見えた市民と科学者の乖離ー後編 : 化学者のつぶやき
- オープンアクセスジャーナルの光と影 :化学者のつぶやき
- 査読はどうあるべきなのか :システム論ブログ 永井俊哉
- 査読(Peer Review)とは何か?:株式会社杏林舍
インパクト・ファクターの発展と衰退
近年、研究者と出版業界の専門家は、インパクト・ファクターに対する批判が増えていることを認識し始めています。2012年、学術的評価のインパクト・ファクターへの依存を少なくするため、新しい構想が立ちあげられました。[続きはこちら]
関連記事
- 一流の化学雑誌をいかにしてつくるか? :化学者のつぶやき
- 超一流誌による論文選定は恣意的なのか? – 化学者のつぶやき
- 「高インパクトファクター雑誌至上主義が日本の論文数低下の諸悪の根源」藤田保健衛生大学・宮川剛教授インタビュー(13)完 – Science Talks
- インパクトファクターの濫用に反対する宣言DORAに対しAngewandte Chemie編集長は部分的に不賛同を表明、その理由は? :ワイリー・サイエンスカフェ
完璧なポスターを作るには
研究発表のポスター作成の第一歩は、聞き手に自分の研究を理解してもらうため必要不可欠なコンセプトを1つ決めることです。まず、「このポスターで重要なメッセージは何?」と自問自答することから始めましょう。それがはっきりわかりさえすれば、次にはポスターを見た人にどうして欲しいかを考えてみましょう。[続きはこちら]
関連記事
- 人が集まるポスター発表を考える :化学者のつぶやき
- 【書籍】理系のための口頭発表術 :化学者のつぶやき
- TED.comで世界最高の英語プレゼンを学ぶ : 化学者のつぶやき
- 口頭発表での緊張しない6つのヒント – 化学者のつぶやき –
予期しない剽窃
怖いことに、剽窃をしようと考えていなかったとしても、予期せず剽窃の罠にはまってしまうときがあります。これは「予期しない剽窃」と呼ばれています。こちらの動画コンテンツ(英語)では、そんな予期しない剽窃を防ぐための5つのポイントを解説します。[続きはこちら]
関連記事
- 論文の自己剽窃は推奨されるべき? – 化学者のつぶやき
- 科学論文の剽窃を阻止するために | この10年を振り返って | Nature ダイジェスト | Nature Publishing Group
リサーチ・クエスチョンの選び方のコツ
自分の好奇心に導かれ、そのリサーチ・クエスチョンにたまたま巡り合う研究者も多いかもしれませんが、ジャーナルでの発表という巨大なプレッシャーのもと、リサーチ・クエスチョンの選択をストレスの多い課題と感じる研究者が多いのも事実です。では、どのようにしてリサーチ・クエスチョンを選ぶべきでしょうか?[続きはこちら]
関連記事
- 「優れた研究テーマ」はどう選ぶべき? – 化学者のつぶやき
- 研究者よ景色を描け! – 化学者のつぶやき
- 研究テーマを探している学生のときに考えた事ー Lifehacking.jp
本文執筆という課題に取り組もう
ジャーナリスト、作家、脚本家でもあったアメリカ人のジーン・ファウラーは、「書くことはたやすい。血の汗が額から流れ出すまで、真っ白な紙をじっと見つめるだけだ」と話していますが、うまく執筆計画を立てることができれば、そこまでしなくてもいいかもしれません。本文を書くと言うことに対して、いくつか定評のあるアドバイスをします![続きはこちら]
関連記事
- 学生に化学論文の書き方をどうやって教えるか? – 化学者のつぶやき
- 【大学生・院生必見】わかりやすい卒業論文の書き方 10のまとめ【卒論】 – NAVER まとめ
著者名の順番を決める
この記事では複数の著者がいる論文の著者名の並び順について取り上げました。研究論文では、著者名の順番をよく考えて決めなければなりません。順番を決める前に、「第一著者」と「責任者」について理解することが大切です。[続きはこちら]
関連記事
- 医学論文の著者の順番 : 呼吸器内科医
- 論文の著者順に秘められた謎 – A Successful Failure
論文撤回率は上がっているか?
最近、論文の撤回率の動向と、数十年でどれほど撤回率が増加したかを把握するため、研究が多く行われてきました。PLOS ONE で発表された研究では、学問分野の全範囲にわたり、撤回された論文の分野と特性を把握するデータまででているようです。撤回率増加の背景にあるのは何でしょうか?[続きはこちら]
関連記事
- 論文が撤回されるのはなぜ? | Editage Insights
- 論文捏造
さて、以上の10の記事はいかがでしたでしょうか? もしこんなテーマを取り上げて欲しいなどのご要望や、その他ご意見やご質問等がありましたら、Dr.EddyのQ&Aコーナー から投稿すれば取り上げてくれるそうです。このほかにもまだまだ色々なコンテンツを配信しているようなので、エディテージ・インサイトを是非チェックしてみてください。