私、どくたけは12月15日から20日までハワイで開催されていたPACIFICHEMに参加してきましたので、そこで得られた、感じたことを徒然なるままに書いてみたいと思います。
…と思ったら、有機化学美術館・分館さんに先を越されてしまいましたね。
筆者の講演予定が15日の午後のセッションであったため、出国は日本時間14日の夜でした。数時間のフライトに加えて時差ぼけもあったせいか、体調は芳しくなく、会場入りしたときはふらふらでした。さらには、J. Du Bois、B. M. Stoltz、M. J. Krischeといった現代有機化学の至宝とも言われる偉人たちと、なぜか同じセッションに組まれた筆者の緊張はピークに達し、顔面蒼白なのに加えてしどろもどろになりながらも無事に講演をやり終えましたが、講演中に座長が着席を促す有様でした(苦笑)。
さて、有機化学美術館・分館の方にも記載されていましたが、有名化学者どころともなると会場には溢れんばかりの人が集まります。立ち見できるならまだましな方で、会場にすら入れない場合もありました。同じくまぁ、僕のセッションでもJ. Du Bois、B. M. Stoltz、M. J. Krischeらのおかげで満員御礼の状態だったのですが、自分の番になるやいなや波が引くように人がはけていきました。嬉しいやら悲しいやら…。
さて、こんな感じで慌ただしくも濃密な一日を終えた筆者ではありましたが、2日目以降も色々な講演を聞きに行ったり、色々な人にお会いしたりしてきました。青い海、白い砂浜を横目に、読者の皆様にPacifichemの様子をお伝えするため、きっちり毎日学会会場へ足を運んだ5日間(泣)のことも追記として書きたいと思います。
あ、そうそう、会場で有機化学美術館・分館の館長である佐藤さんをお見かけしたような気がしたのですが、何か不穏な雰囲気(おそらく体調不良だったのだと過去記事から推察されます)で、話しかけられませんでした…(残念)
まだまだ続きます!