2010年も残すところあと3日。皆さんいかがお過ごしでしょうか。今年はこの化学者のつぶやきにおいて、この記事もカウントして今日まで今年総数153の記事を提供することができました。新たに10名ほどの新規スタッフが参入し、バラエティの富んだ化学記事を提供できたと思います。
さて、今回、昨年も行いました化学者のつぶやき人気記事ランキング【参照:2009年人気記事ランキング】をご好評につき、今年も行いたいと思います。
最強の文献管理ソフトはこれだ! 【33,000アクセス, 24Votes, 867users, 253retweet】
文献管理の方法と有料、無料ソフトウェアについてお話ししました。この周辺の技術は日進月歩であり既にいくつか変わっている状況がありますのでまた来年記事を書きたいと思います。また、理系のソフトウェアやウェブサイトに関する書籍の出版を予定しています。なかなか忙しくて手が進みませんが、来年夏ごろまでにはなんとか。
【速報】2010年ノーベル化学賞決定!『クロスカップリング反応』に!!【18632アクセス, 26votes、64users, 143retweet】
やはり今年の化学の話題はこの話題につきますね。2010年のノーベル賞関連記事は総合して3000?6000ほどのアクセスをいただいているので、このランキングからははずします。見逃した方、是非ご覧を!
ノーベル賞関連記事(ノーベル賞対象外)
2010年ノーベル化学賞ーお祭り編 【6580アクセス】ハーバート・ブラウン―クロスカップリングを導いた師とその偉業【2992アクセス】
試薬会社にみるノーベル化学賞2010【3525アクセス】
【書籍】クロスカップリング反応 基礎と産業応用【2549アクセス】
クロスカップリングの研究年表【2749アクセス】
なぜクロスカップリングは日本で発展したのか?【4702アクセス】
クロスカップリング反応にかけた夢:化学者たちの発見物語【4711アクセス】
クロスカップリングはどうやって進行しているのか?【4650アクセス】
ノーベル化学賞を担った若き開拓者達【6047アクセス】
2010年ノーベル化学賞予想―トムソン・ロイター版【5182アクセス】
2010年ノーベル化学賞予想―海外版【5387アクセス】
Ph.D.化学者が今年のセンター試験(化学)を解いてみた【11676アクセス, 35vote, 156users, 88retweet】
受験生の関門であるセンター試験を博士取得者が解いてみた体験談です。意外に難しかったり(苦笑)。受験問題恐ろしいですね?。
化学英語論文/レポート執筆に役立つPCツール・決定版【9426アクセス, 12vote, 102users, 49retweets】
皆さんやはり英語はなかなか苦労するようで。そんなあなたに論文を書く際のお助けネットツールを紹介しました。
芳香族フッ素化合物の新規汎用合成法【6321アクセス, 17votes, 11users, 13retweets】
一般ウケしない学術的な内容で唯一のランク入り。海外で活躍している若手の講演は皆興味があったようですね。
人前ではとても呼べない名前の化合物【5686アクセス, 23votes, 7users, 20retweets】
化合物の名前は時に面白いネタを提供してくれます。まだまだたくさんありますが、ここでは人前では呼びづらい化合物を集めてみました。
明るい未来へ?有機薄膜太陽電池でエネルギー変換効率7.4%?【5649アクセス, 8votes, 10 users, 14retweets】
太陽電池に関する研究はここ最近、多くの資金を投入して研究されていますね。まだまだ効率は悪く実用的なものも少ないですが、後世で歴史に残る研究がここから生まれるかもしれません。
172番元素までの周期表が提案される【5623アクセス, 9vote, 27users, 69retweet】
元素の話題は化学屋、一般人限らず魅了します。元素の発見の歴史はどこまで続いていくのでしょうか。
超一流誌による論文選定は恣意的なのか?【5394アクセス, 15votes, 24users, 16retweet】
少し、懐疑的なお話を述べてみました。超一流、三流に関わらず後々良い研究と呼ばれるもののシーズは意外にその他のマイナー雑誌に隠れているかもしれません。
動画:知られざる元素の驚きの性質【5267アクセス, 8votes, 65users, 28retweet】
動いて見せるということができるのがネットの強みであり、化学の雑誌、書籍では語れないところです。そんな記事も最近非常に増えました。
括弧【】内のデータの見方 (データは2010年12月27日現在の状況です)
〇〇アクセス:こちらでカウントしている各記事のユニークユーザー数です。
〇〇votes: 付けていただいた星のカウント
◯◯users:はてなブックマーク数
〇〇retweet:ツイッターでのリツイート数
以上、2010年の人気記事トップ10を紹介してみました。良い記事と呼ばれるものが人に読まれて楽しい記事であることは間違いありません。しかし、そのような記事ばかりでなく一般的にはちょっと難しいけれども化学の本質をしっかり伝えるような記事も引き続き執筆していきたいと思っています。、本ブログもようやく来年(5月)で丸3年、本体のChem-Stationはなんと11年目に突入します。スタッフ一同これからもがんばりますので来年もよろしくお願いいたします。
読者の皆さんにとって良い年になりますように。
それでは良いお年を!!
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