[スポンサーリンク]

化学者のつぶやき

Happy Friday?

[スポンサーリンク]

今日は隣のラボに友人を夕食に誘いに行ったところ、なぜかみなビールを飲んでご機嫌でした。そうだ今日は卒業式だからかと思いましたが、そーいえば前も飲んでいたような。なぜかときいたところHappy Fridayだかららしい。謎。

さらにお前もどうだ?といわれ、つい飲んでしまいました。久々のラボビールでなんだかちょっとほろ酔い気分♪

 そしてここからかなり強引だが、日本人はすぐに赤くなるらしい。実際に赤いけど酒でも飲んだのかといわれました。つまり、一般的に酒に弱い。アルコールフラッシングというやつですね。

 酒(エタノール)が入ってきたとき、それを早く分解しようと交感神経が働き顔の皮ふにある血管が広がり、そこを通る血液の量が多くなるからです。前に赤くなる人は酒に弱いと書きましたが正確には弱い人が多い程度です。私は弱くありません。 さらに二日酔いにもなりません。

 体に入ったアルコールはADH(アルコール脱水素酵素)によって酸化され、アセトアルデヒドとなります。その後、アセトアルデヒドはALDH(アセトアルデヒド脱水素酵素)によって酸化され、比較的無毒な酢酸にされるわけですが、この中間体のアセトアルデヒドが二日酔いの原因であるといわれています。(高校でも習うのかな?忘れました。)

 

ちょっとめんどくさくなったので、詳しい話は関連リンクにて。化学式を書きたかったため強引なつなぎでした。

 

関連リンク

二日酔い- Wikipedia

二日酔い-healthクリック

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 治療応用を目指した生体適合型金属触媒:② 細胞外基質・金属錯体を…
  2. sinceの使い方
  3. コバルト触媒でアリル位C(sp3)–H結合を切断し二酸化炭素を組…
  4. “防護服の知恵.com”を運営するアゼアス(株)と記事の利用許諾…
  5. スルホキシイミンを用いた一級アミン合成法
  6. 有機合成化学協会誌2017年8月号:C-H活性化・アリール化重合…
  7. MEDCHEM NEWS 31-3号「ケムステ代表寄稿記事」
  8. 化学者のためのエレクトロニクス講座~半導体の歴史編~

注目情報

ピックアップ記事

  1. 科学系のLINEスタンプを使おう!!
  2. マイクロ波の技術メリット・事業メリットをお伝えします!/マイクロ波化学(株)11月・12月度ウェビナー
  3. エチレンをつかまえて
  4. フランク・グローリアス Frank Glorius
  5. 高分子鎖デザインがもたらすポリマーサイエンスの再創造 進化する高分子材料 表面・界面制御アドバンスト コース
  6. 添加剤でスイッチするアニリンの位置選択的C-Hアルキル化
  7. ねじれがあるアミド
  8. 味の素、アミノ酸の最大工場がブラジルに完成
  9. アミール・ホベイダ Amir H. Hoveyda
  10. パラジウム価格上昇中

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2007年5月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

注目情報

最新記事

人工光合成の方法で有機合成反応を実現

第653回のスポットライトリサーチは、名古屋大学 学際統合物質科学研究機構 野依特別研究室 (斎藤研…

乙卯研究所 2025年度下期 研究員募集

乙卯研究所とは乙卯研究所は、1915年の設立以来、広く薬学の研究を行うことを主要事業とし、その研…

次世代の二次元物質 遷移金属ダイカルコゲナイド

ムーアの法則の限界と二次元半導体現代の半導体デバイス産業では、作製時の低コスト化や動作速度向上、…

日本化学連合シンポジウム 「海」- 化学はどこに向かうのか –

日本化学連合では、継続性のあるシリーズ型のシンポジウムの開催を企画していくことに…

【スポットライトリサーチ】汎用金属粉を使ってアンモニアが合成できたはなし

Tshozoです。 今回はおなじみ、東京大学大学院 西林研究室からの研究成果紹介(第652回スポ…

第11回 野依フォーラム若手育成塾

野依フォーラム若手育成塾について野依フォーラム若手育成塾では、国際企業に通用するリーダー…

第12回慶應有機化学若手シンポジウム

概要主催:慶應有機化学若手シンポジウム実行委員会共催:慶應義塾大学理工学部・…

新たな有用活性天然物はどのように見つけてくるのか~新規抗真菌剤mandimycinの発見~

こんにちは!熊葛です.天然物は複雑な構造と有用な活性を有することから多くの化学者を魅了し,創薬に貢献…

創薬懇話会2025 in 大津

日時2025年6月19日(木)~6月20日(金)宿泊型セミナー会場ホテル…

理研の研究者が考える未来のバイオ技術とは?

bergです。昨今、環境問題や資源問題の関心の高まりから人工酵素や微生物を利用した化学合成やバイオテ…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー