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山口 研究室

早稲田大学山口研究室の抄録会からピックアップした研究紹介記事。

  1. 強塩基条件下でビニルカチオン形成により5員環をつくる

    LiHMDSと弱配位性アニオン塩触媒を用いた分子内C–H挿入反応が開発された。系内で調製したリチウム弱配位性アニオン塩触媒により、ビニルカルボカチオンが生じ、ヘテロ原子を含む化合物でもC–H挿入反応が進行する。カルボカチオンを用いたC–…

  2. 緑膿菌の代謝産物をヒトの薬剤に

    緑膿菌の代謝産物であるPseudomonas quinolone signal(PQS)を有機合成化…

  3. rhodomolleins XX と XXIIの全合成

    Tiを用いた還元的エポキシ開環/Beckwith-Dowd転位を鍵反応としてgraynane骨格を効…

  4. 治療薬誕生なるか?ジカウイルスのアロステリック阻害剤開発

    動物に対しても有効なジカウイルスプロテアーゼ阻害剤が新たに開発された。またX線結晶構造解析によりその…

  5. 金属ヒドリド水素原子移動(MHAT)を用いた四級炭素構築法

    MHATを用いた四級炭素構築法が開発された。Mn/Ni協働触媒により、広範なヨウ化アルキルがアルキル…

  6. Arborisidineの初の全合成

  7. 可視光光触媒でツルツルのベンゼン環をアミノ化する

  8. (−)-Salinosporamide Aの全合成

  9. NHCが触媒する不斉ヒドロフッ素化

  10. 嫌気性コリン代謝阻害剤の開発

  11. モリブデンのチカラでニトロ化合物から二級アミンをつくる

  12. 少量の塩基だけでアルコールとアルキンをつなぐ

  13. チオカルバマートを用いたCOSのケミカルバイオロジー

  14. 求電子剤側で不斉を制御したアミノメチル化反応

  15. 立体特異的アジリジン化:人名反応エポキシ化の窒素バージョン

  16. アルケニルアミドに2つアリールを入れる

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