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cosine

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

  1. クマリンを用いたプロペラ状π共役系発光色素の開発

    第299回のスポットライトリサーチは、北里大学理学部(真崎研究室)・上田将史 助教にお願いしました。近年の一大研究標的となっている湾曲した多環式芳香族炭化水素(PAH)の合成ですが、今回新たなファミリーが加わりました。色素として汎用…

  2. 第140回―「製薬企業のプロセス化学研究を追究する」Ed Grabowski博士

    第140回の海外化学者インタビューはエド・グラボウスキー博士です。メルク研究所プロセス研究部門で化学…

  3. 水素製造に太陽光エネルギーを活用 -エタノールから水素を獲得し水素ガスを発生する有機化合物を開発-

    第297回のスポットライトリサーチは、京都大学大学院 工学研究科(村上研究室)・釜江 祥希さんにお願…

  4. 文具に凝るといふことを化学者もしてみむとてするなり⑫: XP-PEN Deco01の巻

    「実験大好き化学者も、デスクワークを快適化しようよ」な文具コーナーです。かなり久々の執筆で恐縮です。…

  5. 酸化反応を駆使した(-)-deoxoapodineの世界最短合成

    第294回のスポットライトリサーチは、吉田慶 博士にお願いしました。今回取り上げる研究は有機…

  6. 第19回次世代を担う有機化学シンポジウム

  7. デヴィッド・シュピーゲル David A. Spiegel

  8. Merck Compound Challengeに挑戦!【エントリー〆切:2/26】

  9. 第139回―「超高速レーザを用いる光化学機構の解明」Greg Scholes教授

  10. 第138回―「不斉反応の速度論研究からホモキラリティの起源に挑む」Donna Blackmond教授

  11. 第137回―「リンや硫黄を含む化合物の不斉合成法を開発する」Stuart Warren教授

  12. 有機フォトレドックス触媒による酸化還元電位を巧みに制御した[2+2]環化付加反応

  13. 第136回―「有機化学における反応性中間体の研究」Maitland Jones教授

  14. クレブス回路代謝物と水素でエネルギー炭素資源を創出

  15. 水素移動を制御する精密な分子設計によるNHC触媒の高活性化

  16. ビニルモノマーの超精密合成法の開発:モノマー配列、分子量、立体構造の多重制御

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