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cosine

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

  1. 【書籍】英文ライティングの基本原則をおさらい:『The Element of Style』

    今回紹介する書籍『The Element of Style』は、いわゆるライティング基礎を扱った古典です。欧米の大学でも教材として用いられた実績を持つ、各方面から定評のある名著です。文学的表現を対象とするのではなく、科学…

  2. N-オキシドの合成 Synthesis of N-oxide

     概要窒素化合物は酸化剤と反応し、三級アミンの場合はN-オキシドを与える。…

  3. 向山縮合試薬 Mukaiyama Condensation Reagent

    概要2-ハロ-N-アルキルピリジニウム塩は向山試薬と呼ばれ、エステル縮合の良…

  4. キース・ファニュー Keith Fagnou

     キース・ファニュー (Keith Fagnou、1971年6月27日 -  2009年11月11日…

  5. ボイランド・シムズ酸化 Boyland-Sims Oxidation

    概要アニリン誘導体を酸化してアミノフェノールに変換する反応。通常オルト置換体が優…

  6. 化学研究ライフハック:情報収集の機会損失を減らす「Read It Later」

  7. 文具に凝るといふことを化学者もしてみむとてするなり④:「ブギーボード」の巻

  8. スズ化合物除去のニュースタンダード:炭酸カリウム/シリカゲル

  9. 高収率・高選択性―信頼性の限界はどこにある?

  10. ハッピー・ハロウィーン・リアクション

  11. 第八回 自己集合ペプチドシステム開発 -Shuguang Zhang 教授

  12. 第七回 巧みに非共有結合相互作用をつかうー Vince Rotello教授

  13. 172番元素までの周期表が提案される

  14. クロスカップリングの研究年表

  15. テオ・グレイ Theodore Gray

  16. 美麗な元素のおもちゃ箱を貴方に―『世界で一番美しい元素図鑑』

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  7. 第14回「らせん」分子の建築家ー八島栄次教授

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