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cosine

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

  1. マッテソン増炭反応 Matteson Homologation

    概要ボレート1,2-転位を経由する有機ホウ素化合物の増炭反応。ホウ素側にキラル補助基を導入しておくことで、不斉合成へも展開可能。近年、Aggarwalらによる連続型モジュール合成戦略(アセンブリライン合成)において本反応の知見が…

  2. マルコフニコフ則 Markovnikov’s Rule

    二重結合をもつ炭化水素に対し求電子的付加反応をおこなう際、結合する水素原子数の多…

  3. Whitesides教授が語る「成果を伝えるための研究論文執筆法」

    https://www.youtube.com/watch?v=q3mrRH2aS98今回は…

  4. Dead Endを回避せよ!「全合成・極限からの一手」⑤(解答編)

    このコーナーでは、直面した困難を克服するべく編み出された、全合成における優れた問…

  5. “腕に覚えあり”の若手諸君、「大津会議」を目指そう!

    皆さんは、大津会議(Otsu Conference)をご存知でしょうか?…

  6. 甲種危険物取扱者・合格体験記~cosine編

  7. Dead Endを回避せよ!「全合成・極限からの一手」⑤

  8. なれない人たちの言い訳(?)-研究者版-

  9. Dead Endを回避せよ!「全合成・極限からの一手」④(解答編)

  10. Dead Endを回避せよ!「全合成・極限からの一手」④

  11. Dead Endを回避せよ!「全合成・極限からの一手」③(解答編)

  12. 学会会場でiPadを活用する①~手書きの講演ノートを取ろう!~

  13. Dead Endを回避せよ!「全合成・極限からの一手」③

  14. 「優れた研究テーマ」はどう選ぶべき?

  15. 114番元素と116番元素の名称が間もなく決定!

  16. 【書籍】理系のための口頭発表術

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  7. ボニー・L.・バスラー Bonnie L. Bassler bassler

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