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cosine

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

  1. 立体障害を超えろ!-「London分散力」の威力-

    第336回のスポットライトリサーチは、福元豊 さんにお願いしました。化学反応の選択性は、無数の非共有結合性相互作用に支配されています。そのなかでも「ロンドン分散力」は大学レベルの化学教科書ならどこでも取り上げられているほどの基礎概念…

  2. 糖鎖を化学的に挿入して糖タンパク質を自在に精密合成

    第335回のスポットライトリサーチは、大阪大学大学院理学研究科(梶原研究室)・野村幸汰さんにお願いし…

  3. ベックマン開裂 Beckmann Fragmentation

    概要ケトキシムのN-O開裂を駆動力としてカチオン性転位を進行させる反応(ベックマン転位)において…

  4. 第163回―「微小液滴の化学から細胞系の仕組みを理解する」Wilhelm Huck教授

    第163回の海外化学者インタビューは、ウィルヘルム・ハック教授です。オランダのラドバウド大学ナイメー…

  5. ポルフィリン化学100年の謎を解明:calix[3]pyrroleの合成と反応性

    第332回のスポットライトリサーチは、北海道大学大学院総合化学院(猪熊研究室)・稲葉 佑哉さんにお願…

  6. 第162回―「天然物の合成から作用機序の解明まで」Karl Gademann教授

  7. 細胞が分子の3Dプリンターに?! -空気に触れるとファイバーとなるタンパク質を細胞内で合成-

  8. 第161回―「C-H官能基化と脱芳香族化を鍵反応とする天然物合成」Shu-Li You教授

  9. 第160回―「触媒的ウィッティヒ反応の開発」Christopher O’Brien博士

  10. 第158回―「導電性・光学特性を備える超分子らせん材料の創製」Narcis Avarvari教授

  11. 第159回―「世界最大の自己組織化分子を作り上げる」佐藤宗太 特任教授

  12. 文具に凝るといふことを化学者もしてみむとてするなり⑭: 液タブ XP-PEN Artist 13.3 Proの巻

  13. 合成小分子と光の力で細胞内蛋白質の局在を自在に操る!

  14. 第157回―「メカノケミカル合成の方法論開発」Tomislav Friščić教授

  15. フォトメカニカル有機結晶を紫外線照射、世界最速で剥離

  16. がん代謝物との環化付加反応によるがん化学療法

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