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cosine

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

  1. できる研究者の論文生産術―どうすれば『たくさん』書けるのか

    内容論文の書き方に関する指南書はこれまでも数多く出版されているが、本書が画期的なのは、いかにして論文執筆のモチベーションを上げ、精神的負担を軽くして論文執筆に取り組めるようにするかについて、メンタルな面を含めて冷…

  2. シェンヴィ イソニトリル合成 Shenvi Isonitrile Synthesis

    概要3級アルコールの立体を反転させつつイソニトリルを簡便に合成できる手法。イソニトリルはアミンの…

  3. バナジル(アセチルアセトナト) Vanadyl(IV) acetylacetonate

    概要バナジル(アセチルアセトナト)触媒はt-ブチルヒドロペルオキシド(TBHP)を再酸化剤として…

  4. ニトロキシルラジカル酸化触媒 Nitroxylradical Oxidation Catalyst

    概要アルキル置換型ヒドロキシルアミンは空気下に容易に酸化を受ける。このときアミンα位炭素にプロト…

  5. ゼムラー・ウォルフ反応 Semmeler-Wolff Reaction

    概要シクロヘキセノンオキシムからアニリンを得る反応。Beckmann転位が併発するため、古典的条…

  6. Dead Endを回避せよ!「全合成・極限からの一手」⑦

  7. ウーリンス試薬 Woollins’ Reagent

  8. 向山・鈴木グリコシル化反応 Mukaiyama-Suzuki Glycosylation

  9. CYP総合データベース: SuperCYP

  10. 有機トリフルオロボレート塩 Organotrifluoroborate Salt

  11. 切磋琢磨するアメリカの科学者たち―米国アカデミアと競争的資金の申請・審査の全貌

  12. ジュリア・コシエンスキー オレフィン合成 Julia-Kocienski Olefination

  13. ここまで進んだ次世代医薬品―ちょっと未来の薬の科学

  14. Amazonを上手く使って書籍代を節約する方法

  15. ChemDrawの使い方【作図編③:表】

  16. 西林 仁昭 Yoshiaki Nishibayashi

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