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cosine

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

  1. カイザーテスト Kaiser Test

    概要ペプチド固相合成における縮合反応が完全に進行しないと、最終物として様々な鎖長のペプチドが混合物として得られてくるため、精製が極めて困難となる。ほぼ100%の収率で進行させることを目的に、固相上の縮合反応を簡便にモニターできる…

  2. 次世代の産学連携拠点「三井リンクラボ柏の葉」を訪問しました!

    アカデミアでも産学連携が叫ばれて久しいですが、現実的かつ持続的な研究モデルの確立が急務となっています…

  3. 内部アルコキシ効果 Inside Alkoxy Effect

    概要鎖状光学活性アリルエーテルのC=C二重結合に対して1,3-双極子付加環化が進行する場合、立体…

  4. 第171回―「超分子・機能性ナノ粒子で実現するセラノスティクス」Ken Cham-Fai Leung准教授

    第171回の海外化学者インタビューは、Ken Cham-Fai Leung准教授です。香港中文大学化…

  5. 第170回―「化学のジョブマーケットをブログで綴る」Chemjobber

    第170回の海外化学者インタビューは、Chemjobberです。産業界で働きながら、化学のジョブマー…

  6. 第169回―「両性分子を用いる有機合成法の開発」Andrei Yudin教授

  7. 第168回―「化学結晶学から化学結合を理解する」Guru Row教授

  8. 抗リーシュマニア活性を有するセスキテルペンShagene AおよびBの全合成研究

  9. 第167回―「バイオ原料の活用を目指した重合法の開発」John Spevacek博士

  10. 第20回次世代を担う有機化学シンポジウム

  11. ビナミジニウム塩 Vinamidinium Salt

  12. SNSコンテスト企画『集まれ、みんなのラボのDIY!』~結果発表~

  13. ポリエチレンテレフタレートの常温解重合法を開発

  14. 多種多様な酸化リン脂質を網羅的に捉える解析・可視化技術を開発

  15. SNSコンテスト企画『集まれ、みんなのラボのDIY!』

  16. 第3のフラッシュ自動精製装置がアップグレード:分取クロマトグラフィーシステムPure

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