投稿者の記事一覧

Avatar photo

cosine

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

  1. ケトンを配向基として用いるsp3 C-Hフッ素化反応

    ジョン・ホプキンス大学のThomas Lectkaらは、ユビキタス官能基であるケトンを配向基として用い、剛直な環状化合物において位置選択的なsp3 C-Hフッ素化を達成した。"Ketones as directing groups in…

  2. 可視光照射でトリメチルロックを駆動する

    カリフォルニア工科大学・Dennis A. Doughertyらは、光照射で脱保護されるアミン or…

  3. 有機合成化学の豆知識botを作ってみた

    皆さんこんにちは。めっきり実験から退き、教育係+マネジメント係になってしまったcosineです。…

  4. デニス・ドーハティ Dennis A. Dougherty

    デニス・A・ドーハティ(Dennis A. Dougherty、1952年12月4日-)は、米国の物…

  5. アルデヒドのC-Hクロスカップリングによるケトン合成

    プリンストン大学・David W. C. MacMillanらは、可視光レドックス触媒、ニッケル触媒…

  6. トーマス・レクタ Thomas Lectka

  7. イミデートラジカルを経由するアルコールのβ位選択的C-Hアミノ化反応

  8. 電子不足トリプトファン誘導体を合成する人工酵素

  9. ククルビットウリルのロタキサン形成でClick反応を加速する

  10. トリメチルロック trimethyl lock

  11. 指向性進化法 Directed Evolution

  12. チャールズ・スターク・ドレイパー賞―受賞者一覧

  13. クリストファー・ウエダ Christopher Uyeda

  14. フランシス・アーノルド Frances H. Arnold

  15. アルキルラジカルをトリフルオロメチル化する銅錯体

  16. N末端選択的タンパク質修飾反応 N-Terminus Selective Protein Modification

スポンサー

ピックアップ記事

  1. 名城大教授ら会社設立 新素材販売
  2. 第12回化学遺産認定~新たに3件を認定しました~
  3. カルボニル基の保護 Protection of Carbonyl Group
  4. 情報守る“秘密の紙”開発
  5. ドミノ遊びのように炭素結合をつくる!?
  6. 1-ヒドロキシタキシニンの不斉全合成
  7. バトフェナントロリン : Bathophenanthroline

注目情報

最新記事

光励起で芳香族性を獲得する分子の構造ダイナミクスを解明!

第 654 回のスポットライトリサーチは、分子科学研究所 協奏分子システム研究セ…

藤多哲朗 Tetsuro Fujita

藤多 哲朗(ふじた てつろう、1931年1月4日 - 2017年1月1日)は日本の薬学者・天然物化学…

MI conference 2025開催のお知らせ

開催概要昨年エントリー1,400名超!MIに特化したカンファレンスを今年も開催近年、研究開発…

【ユシロ】新卒採用情報(2026卒)

ユシロは、創業以来80年間、“油”で「ものづくり」と「人々の暮らし」を支え続けている化学メーカーです…

Host-Guest相互作用を利用した世界初の自己修復材料”WIZARDシリーズ”

昨今、脱炭素社会への実現に向け、石油原料を主に使用している樹脂に対し、メンテナンス性の軽減や材料の長…