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cosine

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

  1. 静電相互作用を駆動力とする典型元素触媒

    2017年、南洋工科大学・金城 玲らは、ジアザジボリニンを触媒前駆体として用いるカルボニル化合物の触媒的ヒドロホウ素化反応を達成した。系中生成する化学種が基質と静電相互作用することで反応を加速させるという、ユニークな触媒機構を示す。"E…

  2. 鉄カルベン活性種を用いるsp3 C-Hアルキル化

    2017年、イリノイ大学 M. Christina Whiteらは鉄フタロシアニン触媒から生成するメ…

  3. 「生合成に基づいた網羅的な天然物全合成」—カリフォルニア大学バークレー校・Sarpong研より

    「ケムステ海外研究記」の第19回目は、向井健さんにお願いしました。向井さんはカリフォルニア大…

  4. 研究者向けプロフィールサービス徹底比較!

    研究者にとって、業績を適切に管理しアピールすることは重要です。以前にも少し触れましたが、科研費の審査…

  5. 「不斉有機触媒の未踏課題に挑戦する」—マックス・プランク石炭化学研究所・List研より

    「ケムステ海外研究記」の第18回目は、マックス・プランク石炭化学研究所(Benjamin List研…

  6. リッチー・サーポン Richmond Sarpong

  7. 可視光増感型電子移動機構に基づく強還元触媒系の構築

  8. メタロペプチド触媒を用いるFc領域選択的な抗体修飾法

  9. 生体組織を人工ラベル化する「AGOX Chemistry」

  10. ニッケル-可視光レドックス協働触媒系によるC(sp3)-Hチオカルボニル化

  11. 홍 순 혁 Soon Hyeok Hong

  12. 5-ヒドロキシトリプトファン選択的な生体共役反応

  13. アビシェック・チャッタージー Abhishek Chatterjee

  14. ルテニウム触媒によるC-C結合活性化を介した水素移動付加環化型カップリング

  15. 2018年 (第34回)日本国際賞 受賞記念講演会のお知らせ

  16. 有機合成化学協会の公式ページがリニューアル!!

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