【概要】
われわれの身の回りにある半導体デバイスでは電子の動きを使って情報を処理しています。一方,生体内部の情報処理には電荷のキャリアとしてイオンが大きな役割を担っています。これら電子とイオン両方のふるまいを明らかにすることで,生体からの信号を簡単に計測する,もしくは半導体デバイスと生体を融合することが可能になると考えられます。
本研究会では,電子とイオンが共存する環境におけるサイエンスに関して先駆的な研究を進められている先生方を講師にお招きします。最先端の研究成果はもちろんのこと,基礎的なトピック―どういった材料が使えるのか,どんな構造のデバイスを作ればいいのか,何を測定すればいいのか,そして何が測れるのか―についてもご紹介いただきます。
【日時】
2023年9月14日(木)13:00~16:50
【場所】
オンライン開催(Zoomウェビナー)
【プログラム】
13:05~13:45 電子とイオンを操る高分子材料と電気化学トランジスタ素子
山本 俊介(東北大学)
13:45~14:25 生体と機能性界面とトランジスタの融合と医工学応用
合田 達郎(東洋大学)
14:25~15:05 イオンゲート有機無機トランジスタの電子スピン共鳴研究
丸本 一弘(筑波大学)
15:25~16:05 高分子電解質薄膜の配向および組織構造と高プロトン伝導性
長尾 祐樹(北陸先端科学技術大学院大学)
16:05~16:45 バイオセンシング技術における材料協調設計と応用:バイオと電子デバイスを繋ぐバイオアフィニティ界面
坂田 利弥(東京大学)
【参加費】
M&BE非会員/4000円、学生/1000円、M&BE会員/無料
【参加申し込み方法】
M&BE非会員の方はイベントペイ(こちら)
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【主催】
応用物理学会 有機分子・バイオエレクトロニクス分科会
【協賛】
Chem-Station、高分子学会、日本液晶学会(予定)
【スポンサー協賛】
株式会社 エヌエフ回路設計ブロック
【問い合わせ先】
中野 恭兵 (理化学研究所)、E-mail: kyohei.nakano@riken.jp