[スポンサーリンク]

archives

マテリアルズ・インフォマティクスにおける従来の実験計画法とベイズ最適化の比較

[スポンサーリンク]

開催日:2023/07/05 申し込みはこちら

■開催概要

近年、少子高齢化、働き手の不足の影響を受け、従来の経験と勘による研究開発から、データを活用して、より効率的に、また人が発見出来なかった素材を研究開発していくことが目指されています。また、デジタルトランスフォーメーション(DX)をどのように研究開発に適応するか?という観点からも、データと統計・データサイエンスを活用した素材の研究開発である、マテリアルズ・インフォマティクス(MI)が注目されています。

一方で、マテリアルズ・インフォマティクスでよく使われる手法の一つであるベイズ最適化について「実験計画法との違いは?」「実験計画法に対するベイズ最適化のメリットは?」など従来手法との違いについてご質問を受けることがあります。

本セミナーでは、MI-6のデータサイエンティストの青木より、実験条件最適化に特化したマテリアルズ・インフォマティクスのSaaSである「miHub(エムアイハブ)」でも採用しているベイズ最適化と実験計画法の違いについてお話させていただきます。

■参加費用

無料

■コンテンツ

はじめに
登壇者より講演 40分
質疑応答:20分(残りの時間)

■講演内容

1. はじめに
・実験計画法、ベイズ最適化とは
・実験計画法、ベイズ最適化の価値とは
・今回用いる単語の定義
・よくある質問への簡単な回答
2. 従来の実験計画法(直交表)
3. ベイズ最適化
4. 直交表とベイズ最適化
5. (応答曲面法とベイズ最適化)
6.おわりに

※内容は変更となる場合が御座います。予めご了承願います。

■登壇者

MI-6株式会社/データサイエンティスト 青木翔平(あおきしょうへい)

大阪大学大学院工学研究科応用化学専攻修了。大学院時代は触媒インフォマティクスを利用した有機金属触媒反応開発を研究。実験条件最適化を中心とした有機分子〜無機化合物まで幅広い材料におけるプロジェクトの実績あり。現職ではデータサイエンティストとしてmiHub、Hands On 事業に携わる。

■対象者

・「マテリアルズ・インフォマティクス(MI)」に関心がある方
・実験計画法とベイズ最適化の違いについて興味のある研究者
・MI推進のチームや部署を立ち上げはじめたばかりの推進者
・MI推進室はないが、MIに興味があって活動を始めようとしている研究者や企画者
・すでにMIに取り組み始めており、今後全社的な展開を考えられている推進者・企画者

■申込締め切り

2023年7月5日(水)14:00
※申込が多数あった場合は事前に締め切らせていただく可能性がございます

申し込みはこちら

■問い合わせ先

MI-6株式会社 事業開発部 bd@mi-6.co.jp

※ご登録いただくメールアドレスに、開催前日の参加者の確定を目処に事前案内のメールをお送りします。 迷惑メールの設定や、メールアドレスの記載に誤りによって、ご案内ができないケースがございます。 設定確認と登録アドレスに間違いがないよう、ご協力お願いいたします。
※同業他社企業のお申し込みはお断りしております。

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. シンガポールへ行ってきた:NTUとNUS化学科訪問
  2. 有機機能性色素におけるマテリアルズ・インフォマティクスの活用とは…
  3. 半導体ナノ結晶に配位した芳香族系有機化合物が可視光線で可逆的に脱…
  4. 電子一つで結合!炭素の新たな結合を実現
  5. 恋する創薬研究室
  6. CEMS Topical Meeting Online 機能性材…
  7. マイクロ波を用いた革新的製造プロセスと環境/化学領域への事業展開…
  8. 半導体領域におけるマテリアルズ・インフォマティクスの活用-レジス…

注目情報

ピックアップ記事

  1. PACIFICHEM2010に参加してきました!①
  2. 松本・早大教授の論文、学会は「捏造の事実無し」
  3. ローゼンムント還元 Rosenmund Reduction
  4. C-CN結合活性化を介したオレフィンへの触媒的不斉付加
  5. フレーザー・ストッダート James Fraser Stoddart
  6. その化合物、信じて大丈夫ですか? 〜創薬におけるワルいヤツら〜
  7. 岩澤 伸治 Nobuharu Iwasawa
  8. 酸化グラフェンに放射性物質を除去する機能が報告される
  9. 化学の力で複雑なタンパク質メチル化反応を制御する
  10. 科研費の審査員を経験して

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2023年6月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

注目情報

最新記事

有機合成化学協会誌2024年12月号:パラジウム-ヒドロキシ基含有ホスフィン触媒・元素多様化・縮環型天然物・求電子的シアノ化・オリゴペプチド合成

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2024年12月号がオンライン公開されています。…

「MI×データ科学」コース ~データ科学・AI・量子技術を利用した材料研究の新潮流~

 開講期間 2025年1月8日(水)、9日(木)、15日(水)、16日(木) 計4日間申込みはこ…

余裕でドラフトに収まるビュッヒ史上最小 ロータリーエバポレーターR-80シリーズ

高性能のロータリーエバポレーターで、効率良く研究を進めたい。けれど設置スペースに限りがあり購入を諦め…

有機ホウ素化合物の「安定性」と「反応性」を両立した新しい鈴木–宮浦クロスカップリング反応の開発

第 635 回のスポットライトリサーチは、広島大学大学院・先進理工系科学研究科 博士…

植物繊維を叩いてアンモニアをつくろう ~メカノケミカル窒素固定新合成法~

Tshozoです。今回また興味深い、農業や資源問題の解決の突破口になり得る窒素固定方法がNatu…

自己実現を模索した50代のキャリア選択。「やりたいこと」が年収を上回った瞬間

50歳前後は、会社員にとってキャリアの大きな節目となります。定年までの道筋を見据えて、現職に留まるべ…

イグノーベル賞2024振り返り

ノーベル賞も発表されており、イグノーベル賞の紹介は今更かもしれませんが紹介記事を作成しました。 …

亜鉛–ヒドリド種を持つ金属–有機構造体による高温での二酸化炭素回収

亜鉛–ヒドリド部位を持つ金属–有機構造体 (metal–organic frameworks; MO…

求人は増えているのになぜ?「転職先が決まらない人」に共通する行動パターンとは?

転職市場が活発に動いている中でも、なかなか転職先が決まらない人がいるのはなぜでしょう…

三脚型トリプチセン超分子足場を用いて一重項分裂を促進する配置へとペンタセンクロモフォアを集合化させることに成功

第634回のスポットライトリサーチは、 東京科学大学 物質理工学院(福島研究室)博士課程後期3年の福…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP