[スポンサーリンク]

archives

ケムステの記事が3650記事に到達!

[スポンサーリンク]

 

記事を編集していたらふと気づきましたのでお知らせいたします。Chem-Stationの公開記事数が3650記事を超えました!

これは毎日1記事ずつ公開しても、10年かかる計算です。すでに15年半も続けているので、当たり前かもしれませんが、一人で運営・管理・記事執筆を行っていたら到底不可能な数字であることはおわかりになってもらえると思います。約2年前から、中国語版、国際版も活動をはじめ、中国語版Chem-Station(化学空间 )は500記事、国際版(Chem-Station. It. Ed.)も300記事を超えて、すべて合わせると、4500記事ほどの化学情報を公開しています(図1)。

 

2015-11-30_00-20-45

図1 Chem-Stationの公開済み記事数

 

では、折角なんで、ケムステで公開されている記事について少し話していきましょう。

 

どんな記事がおおいの?

Chem-Stationでは、化学情報をコンテンツに分け、目的別に化学情報の配信を行っています。では、どんな記事がもっとも多いのでしょうか。下にコンテンツ別の記事数を示しました。もっとも多いのが、当サイトの人気コンテンツ「化学者のつぶやき」です(1292記事)。ここでは、最新の研究から日常の化学ネタまでブログ形式で様々な情報を配信しています。次が、ニュースを化学的な視点で伝える「ケムステニュース」(768記事)。数年前まではケムステニュースの方が圧倒的に記事数は多かったのですが、現在では自由に執筆できるブログの記事が爆蔵しています。3位は、最も古いコンテンツ、ODOS有機合成反応DB(541記事)。ケムステのはじまったきっかけとなった有機人名反応のデータベースです。また世界の化学者データベース(343記事)も事あるたびに、化学者を追加し、現在343人の化学者を紹介しています。

 

2015-11-19_10-58-58

図2 コンテンツ別記事数

 

人気記事は?

昨年のリニューアルにより、記事のカウントをすべてクリアしてしまったので、丁度1年前からのカウントですが、1年間で最も人気の高い記事は、「なぜ青色LEDがノーベル賞なのか?ー基礎的な研究背景編」。2014年のノーベル化学書について述べた記事です。記事の人気度は訪問数によってある程度わかります(下図)。

 

2015-11-30_00-37-00

図3. 記事の読者訪問数(赤枠)

 

「化学者のつぶやき」に関しては、毎年年末に人気記事ランキングを行っています。まとめがありますので、これまでの人気記事に興味があればごらんください(ケムステ記事ランキングまとめ)。「化学者のつぶやき」以外でも人気記事は多く、特に、ODOS有機合成反応DBにある基礎反応グリニャール反応 Grignard Reactionシリル系保護基 Silyl Protective Group縮合剤 Condensation Reagentなどは1年で3万以上のページビューがあります。

もちろん、人気記事は重要ですが、コアな人しかわからない研究の記事も今後も多く取り扱っていきたいと思います。

 

どこまで続けるの?

年を重ねるごとに、忙しくなっていきますが、最低でも1日1記事を心がけていきたいと思います。上述したように一人では到底不可能です。もし興味があれば、ケムステスタッフとなって記事を執筆しませんか?

 

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 亜鉛トリフラート触媒:Zinc Triflate
  2. 中国へ行ってきました 西安・上海・北京編②
  3. 痔の薬のはなし after
  4. 書物から学ぶ有機化学4
  5. Ni(0)/SPoxIm錯体を利用した室温におけるCOの可逆的化…
  6. TMSClを使ってチタンを再生!チタン触媒を用いたケトン合成
  7. “Wisconsin Process”に…
  8. 有機合成化学協会誌2024年3月号:遠隔位電子チューニング・含窒…

注目情報

ピックアップ記事

  1. 動画:知られざる元素の驚きの性質
  2. アコニチン (aconitine)
  3. 『リンダウ・ノーベル賞受賞者会議』を知っていますか?
  4. 原子間力顕微鏡 Atomic Force Microscope (AFM)
  5. ピナー反応 Pinner Reaction
  6. セイファース・ギルバート アルキン合成 Seyferth-Gilbert Alkyne Synthesis
  7. 第18回日本化学連合シンポジウム「社会実装を実現する化学人材創出における新たな視点」
  8. SlideShareで見る美麗な化学プレゼンテーション
  9. ご注文は海外大学院ですか?〜出願編〜
  10. Excelでできる材料開発のためのデータ解析[超入門]-統計の基礎と実験データの把握-

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2015年12月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

注目情報

最新記事

コバルト触媒による多様な低分子骨格の構築を実現 –医薬品合成などへの応用に期待–

第 642回のスポットライトリサーチは、武蔵野大学薬学部薬化学研究室・講師の 重…

ヘム鉄を配位するシステイン残基を持たないシトクロムP450!?中には21番目のアミノ酸として知られるセレノシステインへと変異されているP450も発見!

こんにちは,熊葛です.今回は,一般的なP450で保存されているヘム鉄を配位するシステイン残基に,異な…

有機化学とタンパク質工学の知恵を駆使して、カリウムイオンが細胞内で赤く煌めくようにする

第 641 回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院理学系研究科化学専攻 生…

CO2 の排出はどのように削減できるか?【その1: CO2 の排出源について】

大気中の二酸化炭素を減らす取り組みとして、二酸化炭素回収·貯留 (CCS; Carbon dioxi…

モータータンパク質に匹敵する性能の人工分子モーターをつくる

第640回のスポットライトリサーチは、分子科学研究所・総合研究大学院大学(飯野グループ)原島崇徳さん…

マーフィー試薬 Marfey reagent

概要Marfey試薬(1-フルオロ-2,4-ジニトロフェニル-5-L-アラニンアミド、略称:FD…

UC Berkeley と Baker Hughes が提携して脱炭素材料研究所を設立

ポイント 今回新たに設立される研究所 Baker Hughes Institute for…

メトキシ基で転位をコントロール!Niduterpenoid Bの全合成

ナザロフ環化に続く二度の環拡大というカスケード反応により、多環式複雑天然物niduterpenoid…

金属酸化物ナノ粒子触媒の「水の酸化反応に対する駆動力」の実験的観測

第639回のスポットライトリサーチは、東京科学大学理学院化学系(前田研究室)の岡崎 めぐみ 助教にお…

【無料ウェビナー】粒子分散の最前線~評価法から処理技術まで徹底解説~(三洋貿易株式会社)

1.ウェビナー概要2025年2月26日から28日までの3日間にわたり開催される三…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー